消費増税に伴い行われポイント還元事業や、マイナンバーカード普及のためのマイナポイント事業で、大いに話題となった「ポイ活」。コロナ禍の現在、そのポイ活に再び熱い注目が集まっているという。そこで今回は「コロナ禍のポイ活状況と年末のポイ活チャンス」について解説していこう。

  • コロナ禍で注目される「ポイ活」、年末が始めどき&貯めどきな理由とは?

コロナ禍でのポイ活は盛り上がっている!

2020年10月に、セレスが運営するポイントサイト「モッピー」会員3万474人を対象に「ポイ活」を始めた時期について尋ねたところ、15%が「コロナ禍の2020年3月以降」と回答した。

ポイ活を始めたきっかけは、「お小遣い稼ぎ」(45%)が最も多いが、収入減少や外出自粛でネットショッピングの利用が増加したことによる「コロナの影響」を挙げる人も13%見られた。

  • ポイ活を始めたきっかけ

ネットショッピング利用の増加で注目されているのが「ポイントサイト」だ。これは、ECサイトなどで買い物をする際、ポイントサイトを経由してから購入することで、ポイントが貯まるという仕組み。ポイントサイトで貯めたポイントは現金やギフト券、マイルなどと交換ができる。実際にコロナ禍でのポイントサイト(モッピー)の使用頻度の変化について聞くと、20%が「増えた」と答えている。

  • コロナ禍でのポイントサイト(モッピー)の使用頻度の変化

こうしたポイントを効率よく貯めるテクニックは、InstagramやYoutube、TwitterなどのSNSでも多く投稿されている。なかにはコロナの影響でバイト収入が減少した学生による「バイト代わりのポイ活」などが話題になることも。最近では「ポイントを貯めて終わり」ではなく、投資に活かす「ポイント投資」などにも注目が集まっている様子。今後も、新たなポイントの活用・運用方法が生まれる可能性もあり、「ポイ活」はさらに盛り上がっていきそうだ。

年末はポイ活のチャンス!

多くの人が盛り上がる「ポイ活」。でも、中には「今さらポイ活に参加しても遅いのでは?」「貯められるポイントなんて、微々たるものでしょ?」という人もいるのではないだろうか。

そのような人にぜひおすすめしたいのが「年末からのポイ活スタート」だ。一例として楽天市場やQoo10などのショッピング、ホットペッパービューティーや食べログなどの予約、ウーバーイーツやフードパンダなどのデリバリーサービスを利用する際にも、ポイントサイトを経由して注文することでポイントを貯めていくことができる。

クリスマスやお正月といったイベントが多い年末は、大量のポイント獲得ができるチャンスがいっぱい。始めるのに決して遅いということもないのだ。

  • ポイントサイトの使い方

例えば、「ふるさと納税」もポイ活チャンス。自己負担額の2,000円をすべてポイントでまかなえる場合も。この時期はポイント増額キャンペーンを実施するECサイトも多く、「お歳暮・お年賀」や「クリスマスプレゼント」で大量にポイントをゲットできる可能性も高い。

また、おせちの予約や、クリスマスパーティーのためのフードデリバリー、年末年始のホテル巣ごもり予約などでもポイントが獲得できる。年末年始の短期間に多くのポイントを貯めることが実感できたら、来年こそは「節約しよう」といった意識改革にもつながるはずだ。

  • 年末のおすすめポイ活チャンス

なお、これからポイ活を始める初心者におすすめしたいのは、貯めたポイントが分散しないように「ひとつのサイト(アプリ)から始める」こと。集中して1つのサイトに貯めることで、最低交換額にポイントが早く到達でき、おトク感をすぐに実感できる。

また、「1ポイント1円など、ポイントのカウントがわかりやすい」「最低交換額が低く早く交換できる」「案件数が多い(ポイント獲得チャンスが多い)」「運営元が明示され、セキュリティが安全」などもポイントサイト選びで注目したい点だ。効率よく貯められるように、いろいろなポイントサイトをチェックしてみよう。

まとめ

ポイント大量獲得のチャンスがある年末のポイ活。今から余裕をもってポイントサイト選びをしたり、SNSなどでポイ活の情報収集をしておけば、年末には合理的にポイントを貯めることができそうだ。

2022年の年明けには「こんなに貯まっているとは!」と驚くはずだ。ぜひチャレンジしてみてほしい。