フジテレビ系バラエティ特番『クイズ!ドレミファドン 45周年記念!3時間SP』が、あす7日(20:00~)に放送される。
1976年10月に放送を開始した同番組。今回は「芸人チーム」「ももクロチーム」「歌舞伎チーム」「インフルエンサーチーム」「アスリートチーム」「DA PUMPチーム」の6チームに分かれ、音楽クイズバトルが繰り広げられる。
「芸人チーム」には、ぺこぱ(松陰寺太勇、シュウペイ)とハナコ(秋山寛貴、岡部大、菊田竜大)の“お笑い第七世代”2組が参戦。「ももクロチーム」は、ももいろクローバーZの百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れにのメンバー4人が勢ぞろい。「歌舞伎チーム」は、六代目中村勘九郎、二代目尾上右近、二代目中村鶴松という当代きっての人気歌舞伎俳優3人に、助っ人としてトレンディエンジェルの斎藤司が加わる。
「インフルエンサーチーム」は、池田美優、藤田ニコル、生見愛瑠、山之内すずという、SNSでも活躍中の女子たちが集結。「アスリートチーム」には、卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼、元レスリング選手の吉田沙保里、元バドミントン選手の潮田玲子のトップアスリート3人に、助っ人のおいでやす小田という顔ぶれ。そして「DA PUMPチーム」は、ISSA、KENZO、KIMI、U-YEAH、TOMO、YORIのメンバー全員が参戦する。
定番の「イントロクイズ」では、解答者たちのお気に入りの曲やカラオケの十八番(おはこ)にしている曲も多数出題され、貴重なエピソードも次々と飛び出す。「テーマイントロ」では、おなじみの“アニメ主題歌”や“ドラマ主題歌”のほか、オリンピックの開会式でも話題となった“ゲーム音楽”からも出題。アニメ好きやゲーム好きを自称し、「このテーマでは絶対に負けない!」と宣言する解答者たちが続出するが…。
収録を終えた中山秀征のコメントは、以下の通り。
――今回の収録はいかがでしたか?
今回も非常に楽しかったです!どのチームにもそれぞれに得意なジャンルがあって、いつも以上に盛り上がったんじゃないですかね。
――出場した6チームそれぞれの注目ポイントを教えてください。
まず「アスリートチーム」については、特に水谷選手は、芸能人を前にしておとなしくなっちゃうんじゃないかなって、少し心配していたんです。ところが、いざフタを開けてみたら、いやいや、水谷選手がなかなかの攻めっぷりで(笑)。ここ一番の勝負どころは必ず攻めてくるっていうあたり、さすが金メダリストは違うなと。そういう意味では、吉田さんも勝負どころはちゃんと分かっていて、周りのみんなが答えに迷ってボタンを押せなくなると、真っ先に押してくるんですよ(笑)。減点もいとわず攻め続けるという、トップアスリートの気概を見せつけてくれましたね。またそんな中、おいでやす小田が、要所要所で、いい味を出してくれて。引率の先生みたいな感じで(笑)、まとめ役として頑張ってくれました。「ももクロチーム」は、「このあと歌ってドン!」で、彼女たちの歌声が聴けたのがうれしかったです。なんだか得した気分というか(笑)。今回はDA PUMPのみんなも、ふんだんに歌ってくれましたし、解答者の歌声が楽しめるっていうのは、大きな見どころかもしれませんね。また、「歌舞伎チーム」の勘九郎さんも、一生懸命クイズに取り組んでくれて。総じて言うと今回は、みなさんの“音楽脳”の強さを感じることができたような気がします。
――では、「芸人チーム」の注目すべきポイントは?
やっぱり何と言っても、ハナコの菊田(竜大)が覚醒するという、まさかの展開に注目していただきたいなと(笑)。彼がブレイクするなんて、全く予想できてなかったですからね。
――「インフルエンサーチーム」は?
みちょぱ(池田美優)も、にこるん(藤田ニコル)も、めるる(生見愛瑠)も(山之内)すずちゃんも、4人全員、とにかく勢いがすごくて(笑)。最近の曲から昔の曲まで、まぁよく知ってるんですよ。きっと頭がやわらかいんでしょうね。どこかで一回だけ聴いたことがあるような曲でも、ちゃんと覚えてる。僕なんか、昨日のこともすぐ忘れちゃうんですけど、あの4人の頭の中には、昨日のこともちゃんと入ってるんだと思います(笑)。いやもう、若い力がみなぎってましたね。
――そういえば確かに、今回は若い世代の解答者が多かった印象ですね。
そうなんですよ!ほとんどのメンバーが20代で、僕を除くと一番年上が、おいでやす小田でしたから。で、よくよく話を聞いてみたら、2番目がDA PUMPのISSAだったっていう(笑)。ちょっと衝撃でしたね。この番組も、どんどん若返ってきてるんだなと。だから出題される楽曲も、最近の曲がぐっと増えてきていて。一方で、懐かしい曲もたくさん出てくるので、全体的に取り扱う楽曲の幅が広くなってきているんじゃないかなと思います。その意味では、“ゲーム音楽”のイントロクイズなんかは、すごく象徴的ですよね。若い子たちは、ゲーム音楽を聴くだけで、映像がぱっと頭に浮かんでくる。それどころか、ゲームの物語まで語れるわけでしょう。時代は刻々と変わってきているんだっていうことを改めて感じますよね。
――では最後に、今回の『クイズ!ドレミファドン』の見どころを教えてください。
コロナ禍が続く中、こういうにぎやかなクイズ番組を作るというのは、なかなか難しいことではあるんですけれども、感染対策にもしっかりと気を遣いながら、今回も、ご家族で楽しんでいただける番組ができあがったんじゃないかと思っています。みんなで盛り上がれる、みんなで歌える。「これぞテレビだ」というような番組は、今やとても貴重な存在だと思うんですね。ましてや、世の中全体がちょっと暗い感じになっている今だからこそ、こういう明るい番組が必要なんじゃないかなと。『クイズ!ドレミファドン』という番組が、みなさんを励ますエールになればうれしいですね。
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