ロバート・ウォルターズ・ジャパンは9月30日、「年上部下と年下上司」に関する調査結果を発表した。調査は9月1~12日、同社に登録する国内の会社員346人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「『年上部下』、もしくは『年下上司』と働いている、または働いたことがありますか」と聞いたところ、「『年上部下』『年下上司』両方」(30%)、「年下上司」(29%)、「年上部下」(25%)、「どちらともない」(14%)、「年齢を知らない」(2%)となった。
また、「『年上部下』、『年下上司』と働いている、働いたことがある」と答えた回答者に 「年齢が理由で働きにくさを感じたことはありますか」と聞くと、年上部下の場合は「はい」(29%)、「いいえ」(71%)、年下上司の場合は「はい」(17%)、「いいえ」(83%)という結果だった。
そして、「働きにくさを感じる」と答えた回答者に年齢差を尋ねると、年上部下の場合は「1~5歳」(37%)、「5~10歳」(42%)、「11~15歳」(9%)、「15~20歳」(6%)、「20歳以上」(6%)となった。
また、年下上司の場合は「1~5歳」(50%)、「5~10歳」(25%)、「11~15歳」(24%)、「15~20歳」(0%)、「20歳以上」(1%)となっている。
続けて、「年上部下とうまくいったコツ」を尋ねると、「どんな時でも敬語を使用した」(55%)、「積極的にコミュニケーションをとった」「意識して上から目線にならないようにした」(47%)、「年上部下の気持ちに寄り添い、歩み寄る姿勢を見せた」(36%)、「年齢を気にしないで接した」(24%)、「社外で交流の場を持った」(11%)、「何を試してもうまくいかなかった」(4%)、「その他」(5%)になった。
さらに、「年下上司とうまくいったコツ」を聞くと、「年齢を気にしないで接した」(39%)、「積極的にコミュニケーションをとった」「どんな時でも敬語を使用した」(28%)、「年下上司の気持ちに寄り添い、歩み寄る姿勢を見せた」(25%)、「意識して上から目線にならないようにした」(19%)、「何を試してもうまくいくことはなかった」(17%)、「社外で交流の場を持った」(3%)、「その他」(8%)となっている。