映画『劇場版 ルパンの娘』(10月15日公開)の完成披露舞台挨拶が27日に都内で行われ、深田恭子、瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、麿赤兒、観月ありさ、武内英樹監督が登場した。

  • 前列左から観月ありさ、瀬戸康史、深田恭子、渡部篤郎。後列左から大貫勇輔、栗原類、小沢真珠、どんぐり、麿赤兒、武内英樹監督

    前列左から観月ありさ、瀬戸康史、深田恭子、渡部篤郎。後列左から大貫勇輔、栗原類、小沢真珠、どんぐり、麿赤兒、武内英樹監督

同作は横関大の同名人気小説を原作に、泥棒一家“Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描いた実写化作。2019年7月よりドラマが放送され、2020年に第2シリーズを放送、今回映画化となった。

ドラマ2シリーズを経て映画に至ったが、深田はその間他の作品にも出ていなかったため、ずっと華を演じ続けていたという。「最初はなかなか、『悔い改めな』とか発したことのないセリフだったので、言えるかなと思っていたのですが、泥棒スーツに身を包むと何とか言うことができました」と振り返る。

一方、映画で初参加となった観月は「ずっとテレビで見ていた泥棒スーツを実際に自分が着るとは思わず、すごく嬉しかったです。でもやっぱりすごくピチピチなので、ロケとかに行くとちょっと恥ずかしいですよね」と苦笑。深田も「なるべく人に見つからないように……」と同意し、観月は「なるべくひっそりとしちゃう感じで。交通が多いところで走ったりしていたので。決めカットみたいなのを泥棒スーツで撮っていたので、なかなか恥ずかしいなと思いながら……」と明かした。

深田は「パート1、パート2の方がロケが多かったので、そのときの方が人目に触れないようにしてました。だって、どっからどう見てもおかしいじゃないですか、街にいたら」とバッサリ。「撮影も始まって間もない頃だったので、渡部さんなんて『スタジオ内で歩くのも恥ずかしい』って言ってました」と暴露したが、渡部が「いや、そんなことないですよ。何でも着させてもらいます」と裏切り、「えっ!?」と驚いていた。