HERPとgroovesは9月16日、「エンジニアの転職先決定要因」に関する調査結果を発表した。調査は8月3日~10日、ITエンジニアキャリア支援「Forkwell」に登録するエンジニア254名を対象にインターネットで行われた。

  • 転職時に重視した観点

    転職時に重視した観点

転職時に重視した観点を教えてもらったところ、「収入・待遇」が最も多く51.2%。次いで「開発技術・開発環境」(37.0%)、「自身の成長可能性」(35.4%)、「プロダクトの魅力」(31.9%)と続き、会社の規模や知名度に囚われずに様々な視点から転職先を検討していることが伺えた。

  • 転職時に最も有効であった情報収集手段

    転職時に最も有効であった情報収集手段

次に、転職時に最も有効であった情報収集手段を聞いたところ、「現場の従業員との会話(面接含む)」(21.9%)、「経営者・役員との会話(面接含む)」(10.8%)、「求人票の内容」(10.0%)が上位に。また、「人事担当とのやり取り」(7.4%)、をあげる人も多く、選考の過程で直接聞けた一次情報を大事にしていることがわかった。

また、企業や人事担当に特に求めることを聞くと、「仕事内容について詳細に教えて欲しい」(57.1%)に次いで「一緒に働く現場のメンバーと話す機会が欲しい」(51.6%)と続き、入社後のミスマッチが起こらぬよう、より具体的かつ正確な情報を求めていることが伺えた。