女優の天海祐希が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』第4シーズンの最終回拡大スペシャルが、きょう16日(21:00~)に放送される。このたび、天海らのクランクアップ時のコメントが公開された。
解散を7日後に控えるキントリが最後に立ち向かうのは、今シーズン最大の黒幕・宮越肇(大谷亮平)。伝説の活動家・大國塔子(桃井かおり)が起こしたハイジャック事件に端を発する「政界をも巻き込む戦い」の真実を“マル裸”にしようと、激闘を展開する。
2014年1月期に放送された第1シーズンから、キントリは約8年にわたってチームワークを発揮してきた。最後の撮影では、いつにも増して集中力を高めて真壁有希子を演じた天海。キーポイントとなる、菱本進役のでんでんと2人のシーンを撮り終わり、無事にクランクアップを迎えた。
現場にいる全員から鳴り止まない拍手を送られた天海は「長い時間をキントリの中で過ごすことができて、とても幸せに思っています。皆さんと過ごせた時間、真壁有希子として過ごせた時間は本当に宝物になっています」とあいさつし、「本当にありがとうございました! 愛されるキントリを作っていただけて本当に幸せでした!!」と、感無量の面持ちを浮かべた。その後も照明スタッフには「まさに“光の魔術師”でした」と声を掛けるなど、スタッフ一人一人に心のこもった謝辞を述べた。
梶山勝利役の田中哲司は「撮影が終わってからも、みんなで体調に気をつけて、また元気で会えたらうれしいです」とコメントし、でんでんは「活気あふれるスタッフの皆さん、素敵なキャストの皆さんと、最後まで仕事ができたことは、本当に何て言っていいのかな……幸せものですね。足掛け8年、このキントリのメンツでいられたことを誇りに思っています」としみじみ。小石川春夫役の小日向文世は「楽しい現場でいつも大笑いしながら撮影できて、本当に幸せでした。天海ちゃん、本当にありがとう」とメッセージを送った。