餃子を焼いていたら、うっかり焦がした経験は誰しも一度はあるもの。焦げた部分を除けて食べながら、次は成功させよう……と思うだけでなく、この失敗を作品に昇華させてしまう方も。

TwitterやInstagramでぬいぐるみやGIF動画を発信している空想アパートメントのカネヒラさん(@simainusima)の投稿が話題になっています。

今日の失敗をぬいぐるみにしました(@simainusimaより引用)

  • (@simainusimaより引用)

真っ黒焦げになってしまった餃子……これはかなりの焦がしっぷり。この焦げ焦げ餃子をモチーフに、カネヒラさんが作ったぬいぐるみがこちらです。

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よくみると、焦げ焦げ部分につぶらな瞳が。ふわふわで可愛らしいこの「真っ黒焦げの餃子」に、「なぜだろう……ぬいぐるみを見るとリアルな餃子も愛おしく見えてきた」「かわいそうなかわいいヤツってかんじですき」「放っておけない、撫でてあげたくなるような愛らしさ、なんなんでしょう!?」「超かわいいまっくろけちゃん」とハートを掴まれる方多数。

そしてこの餃子、パタンと伏せると餃子のかたちにもなります。この姿もたまらなくかわいい……。

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しかし「餃子」のモチーフ、しかも「焦げた餃子」のぬいぐるみはなかなか目にすることがないもの。「餃子を黒焦げにしてしまった…←わかる この失敗を活かして…←わかる ぬいぐるみにしました←???」と疑問を感じる方も。

今回の餃子に限らず、カネヒラさんは「枠にとらわれないぬいぐるみ」として様々なモチーフをぬいぐるみにしています。例えばこちらは「豆大福」だそう。

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作者のカネヒラさんに、「真っ黒焦げの餃子」でこだわった点や、モチーフの選び方について伺いました。

投稿者に聞いてみた

――なんとも愛おしいフォルムの「焦げた餃子」のぬいぐるみ、作る際にこだわったところは?

黒焦げの面を顔にしたところです。目が付いているのですがぱっと見黒くてどこに付いてるかわからないのが気に入ってます(笑)。

――「枠にとらわれないぬいぐるみ」を作られているとのことですが、モチーフはどのように選ばれているのでしょうか。

モチーフは、ぱっと思い付いたもの、普段はなんとも思っていなかったものが突然愛らしいなぁと思ったりした瞬間に衝動的に作りたくなり制作をはじめます。

  • (@simainusimaより引用)

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普段見慣れているものや、失敗したものでも、カネヒラさんの手にかかると、ちょっとシュールで愛らしいぬいぐるみに。つぶらな瞳のぬいぐるみたちは、カネヒラさんのTwitterやInstagramで紹介されています。気になった方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。