お笑いコンビのハライチとアイドルグループ・A.B.C-Zの河合郁人が出演するフジテレビのバラエティ番組『エモろん~この論文、エモくない!?~』が、15日(24:35~ ※関東ローカル)・22日(24:25~ ※同)に放送される。
この番組は、世界の大人たちが完成させた“努力の結晶”とも言える「論文」に、総フォロワー数1500万人を超える10人のインフルエンサーたちが“心を揺さぶられる=「エモさ」を感じられる”のかを検証していくもの。「めっちゃ、エモいんですけど!」と興奮する一方で、「エモいをわかっていますか?」と忖度なしでツッコミが入る。
澤部佑と河合郁人はMCに。岩井勇気は“大人インフルエンサー”として新世代インフルエンサーたち側にスタンバイ。澤部は「この人たちの奥にいる、1500万人のフォロワーにおびえながら進行していかなきゃ…」と笑いを誘う。河合は、インフルエンサーたちから容赦ないツッコミを受けまくる。アイドルなのに、河合のとある私物に関しては「ダサくない?」、ブログで毎日のように使うあの絵文字について「古いな!」といじられ、本人はタジタジに…。
「男女の友情は成立する?」の論文を紹介する際に、澤部は「ネット世代の意見を聞きたいわ」と興奮ぎみに語り、河合も「ドキドキしますね」とコメント。インフルエンサーの中でもカップルやきょうだいで参加している人たちは意見が分かれるなど、スタジオは大盛り上がりを見せる。
15日放送の論文は「トーストが落下する時、バターを塗った面から落ちる!?」「パクチーの好き嫌いは、遺伝子で決まる!?」「男女の友情は本当に成立する!?」。22日は「夢を自由にコントロールして見たい夢を見られる!?」「顔が横に長い人ほど浮気性!?」「老舗の鰻屋さんの秘伝の“つぎ足し”タレの寿命は?」となっている。
収録後のコメントは、以下の通り。
――収録の感想・印象に残った論文は?
澤部::今回選んでいる論文は、“あるある”だったり共感したり気になっていることだったりしますので、皆さんも面白がっていただけると思います。“うなぎの秘伝のタレ”論文は、誰もが気になることですよね。14歳の少年がそこに気付いて、論文に仕上げるという行動力も“エモ”かったですね。
河合:面白かったですね。ためになるお話もたくさんあった中で、特に興味深かったのは“パクチーの好き嫌いは遺伝子で決まる?”の論文です。僕はパクチーが好きなのですが、その匂いはまさか!のカメムシと関係があるそうで…。カメムシは大嫌いなので、パクチーへの見方がちょっと変わってしまいそうです。でも、論文にはこのような意外な発見がたくさんあって、楽しかったです。
岩井:「顔が横長の人が浮気しやすい?」の論文で、出演者の中で検証をしてみた結果が…まさかの人でした(笑)。これは、問題なのでは?と思います。あと、ある論文に追加して制作が検証したVTRが若者にはまらなかったんです。安易だったと思いますよ(笑)
――インフルエンサー10人との共演は?
澤部:インフルエンサーの皆さん、どしっと度胸もあってしゃべりもきゅっとしているんです。でも、ちゃんと一般の学生とトークをしている感じも出していて。新たな世代の人たちだな、と思いました。自分が“おじさんだな”と感じただけではなく、インフルエンサー側に座ってリーダー感を出している岩井を見て「岩井も歳をとったな」と思っていました。彼らに「エモさがわかっていない」とツッコまれてしまいましたが、我々がわからないまま、番組を制作しちゃったということですよ。それもエモいんですけどね!(笑)
河合:普段から年齢関係なく後輩たちからいじられたり、友達みたいに接してもらったりするのが好きなので、今回初めてインフルエンサーの皆さんとお会いしましたが、しっかりいじってもらい、助けてもらう場面もあって、リラックスしてMCができました!
岩井:俺は好きなんです。テレビに慣れすぎていない人たちがテレビに出てめちゃくちゃになる、とかワクワクします。こういう番組がないとテレビも代謝していかないですよね。言っていることもわかるし、気を使わない感じも良かったです。
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