ソニー損害は9月7日、“安心”をあらゆる角度から切り取り発信するプロジェクト「安心ってなんだ?研究所」の活動として実施した、仕事でWeb会議システムを週1回以上使用している全国の20~69歳男女500名に実施した「WEB会議と安心に関する調査」の結果を発表した。
直接対面する会議とWeb会議について、「どちらの方がより安心なコミュニケーションを取ることができるか」を聞いたところ、57.8%が「対面会議」と回答したという。
Wwb会議の際に感じる「不安」について、「相手のリアクションが見えない」という回答が最も多く、約半数(47.5%)の人が選んだ。その他、「聞き返しづらい(47.5%)」「自身の声が聞こえているか不安(38.2%)」など、対面ではあまり感じることのない、オンラインならではの不安を持つ人が多いことが明らかになった。
Web会議だからこそ意識していることは、「ゆっくり話す(29.5%)」、「リアクションや相槌を意識的に入れる(33.8%)」、「誰に向けて話しているのかを明確にする(29.7%)」が全体のトップ3となった。
ただし、20代は「リアクションを意識的に入れる(43.4%)」、「ゆっくり話す(33.2%)」など、これまでのリアルな会議でも大切なコミュニケーションをより意識的に実践している人は多いが、3位には「ノイズになりかねないのでリアクションしない(27.3%)」という回答もランクインし、会議上で自らが発言すること自体に配慮している人が多いことが分かった。
一方、60代は「誰に向けて話しているのか明確にする(45.9%)」がダントツの1位で、オンライン上でも、伝えたい相手にしっかりと意見を伝えることを意識している人が多い結果となった。