女優の島崎遥香が、きょう22日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『IP~サイバー捜査班』(毎週木曜20:00~)第4話で、匿名アイドル役としてゲスト出演する。
同作は「サイバー犯罪の脅威」×「人間ドラマ」を融合させた新しいミステリーで、京都府警本部が新たに設立した「サイバー総合事犯係」の物語。島崎は、本名や年齢や経歴など素性を一切明かさない匿名2人組アイドルユニット“SNOWLIGHT(スノウライト)”のメンバー・MAYを演じる。
第4話のテーマは、“デジタルタトゥー”。ネット上に投稿した情報は完全に消えることがなく半永久的に存在し続けるという状態を意味する言葉だ。物語は、MAYのパートナー・YUKI(芦原優愛)が、本名や過去がネット上で暴露されたことを苦に自ら命を絶ってしまったことから始まる。
怒りに震えたMAYは、YUKIについて特に悪質な書き込みを行った10人を特定し、実名で謝罪メールを送るよう要求。謝罪しなければライブ配信で個人情報を公表すると宣言し、大炎上する。安洛一誠(佐々木蔵之介)、古宮山絆(福原遥)、多和田昭平(間宮祥太朗)ら京都府警サイバー総合事犯係はSNOWLIGHTをめぐる騒動に巻き込まれていくが、運命のライブ配信では新たな事件も起きる。
MAYを演じた島崎は、ほぼ全編にわたってテーマカラーである“黒”の衣装を身にまとい、パートナーを失った怒りと悲しみ、そして謝罪要求という強硬手段に出たことへの葛藤を丁寧に表現した。ヴェールとアイマスクでミステリアスに歌うSNOWLIGHTの楽曲「消極的闘争と積極的逃走」のPVも劇中に登場。PV完全版は、TELASAとテレビ朝日YouTube公式チャンネル『動画、はじめてみました』で公開されている。
■島崎遥香 コメント
――佐々木蔵之介さんと共演されていかがでしたか?
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で以前共演させていただいたときは親子の役柄だったのですが、今回はまったく違った関係性で新鮮でしたし何よりまた共演させていただけたことがうれしかったです。
――アイドル役を演じられましたが、みなさんに見ていただきたいところは?
AKB48とは正反対といってもいいくらい真逆なアーティストなので、今までの経験は活かされていないかもしれません(笑)。でも、自然とお芝居をしているときよりPV撮影のときの方が、安心感がありました(笑)。
新たなアーティスト像を皆さんに見てもらえて喜んでいただけたらうれしいです。……なんだか再デビューするかのようなコメントになってしまいました(笑)。
――京都での撮影はいかがでしたか?
京都での撮影は初めてだったのですが、将来は京都に住みたいくらい大好きな街なのでうれしかったです!“べた焼き”という食べ物を初めて食べたのもいい思い出になりました!