MMDLaboは7月14日、「コロナ禍での物件・部屋探しに関する調査」の結果を発表した。調査は6月11日~25日、18歳~69歳の男女6,540名(うち、オンライン内見経験者430名)を対象にインターネットで行われた。

  • 2020年4月以降に利用した物件情報サイト

    2020年4月以降に利用した物件情報サイト

調査によると、コロナ禍の2020年4月以降に「物件・部屋探しをした」人は17.7%。物件探しの方法については、「物件情報サイト」を使用した人が76.5%を占める結果に。利用した物件情報サイトは、「SUUMO」(65.1%)が断トツに多く、次いで「アットホーム」(32.2%)、「いい部屋ネット」「アパマンショップ」(ともに24.5%)と続いた。

  • オンライン内見で物件を決めたか?/実際に物件を見た際にオンライン内見とのイメージの差

    オンライン内見で物件を決めたか?/実際に物件を見た際にオンライン内見とのイメージの差

2020年4月以降に物件探しをした人に、内見方法を聞いたところ、「オンライン内見」が37.9%、訪問内見は53.0%という結果に。

オンライン内見経験者430名のうち、オンライン内見で物件を決めた人は87.9%。うち、半数以上となる54.2%が「実際の方がオンライン内見で見たより良かった」と回答し、「実際とオンライン内見のイメージの差はなかった」という人は10.8%と1割程度にとどまった。

  • オンライン内見時に利用したオンライン通話サービス

    オンライン内見時に利用したオンライン通話サービス

オンライン内見時に利用した通話サービスを教えてもらったところ、「Zoom」(50.5%)、「LINE」(47.4%)、「Skype」(35.8%)が上位に。

今度も物件を探す際にはオンライン内見を利用するか聞いたところ、「実際に物件を内見するのとオンライン内見、どちらも利用すると思う」(52.3%)が最も多く、次いで「オンライン内見だけで物件を探すと思う」(37.4%)が続き、オンライン内見の利用意向は89.7%となった。