映画『東京リベンジャーズ』(公開中)の公開記念舞台挨拶が10日に都内で行われ、北村匠海、山田裕貴、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮が登場した。
同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。
作中のエモいシーンについて聞かれると、吉沢は「タケミチの学校に乗り込むシーン、あそこのケンカのシーンが個人的にエモくて」と明かす。「アドレナリンがバンバン出てケンチン(ドラケン/山田)と2人で相手をぼっこぼこにして、何事もなかったかのようにタケミチに『遊ぼうぜ』と言うんですが、その時にケンチンが僕の落とした学ランを目の前に振って出すんですよ。で、それをノールックで取る。打ち合わせとか一切してなくて、自然とああなったんですけど、マイキーとドラケンの関係性がめちゃくちゃ出たなあと思って、個人的にあのシーン撮ってる時はめちゃくちゃエモくなってました」と説明した。
この吉沢の言葉に、山田は「吉沢亮が密かにエモく感じてくれてたんだって、めちゃくちゃ今エモくなってます」と喜び、吉沢は「エモかったよ」とニヤリ。山田は「ドラケンは拾いそうだなと思って、うまくはまった感じでした」と振り返った。
また、言ってみたいセリフについて聞かれると、北村は「マイキーの『日和ってる奴いる?』(『パーのダチやられてんのに、日和ってる奴いる? いねえよな!?』)です」と名台詞をチョイス。「マイキーとドラケンはかっこよくて、タケミチがぼこぼこにされてる=2人登場の伏線なんですよ。漫画から出ていた2人のようで、タケミチとしても僕としても憧れがすごいありました。集会のシーンとかは、『亮くん、かっこいいなあ』と思って見てました」と告白した。
しかし、若干ざわざわする客席に、吉沢は「なんか最近めっちゃ流行ってるらしいですね。TikTokとかで、芸人さんがやってるのかわからないですけど」と苦笑。「調べたら『めちゃくちゃ笑った』『面白かった』みたいな感想があって、笑うシーンじゃないから! 超熱くなるエモエモシーンだから」と訴えていた。
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