リクルートは7月8日、「お住まいに関するアンケート」の結果を発表した。調査は2月22日~24日、関東エリア1都6県の賃貸住宅に住んでいる20代・30代の既婚者412名を対象にインターネットで行われた。
賃貸住宅の部屋探しで重視した条件について聞いたところ、「家賃」(75%)が最も多く、ほかにも「通勤・通学時間」「最寄駅からの徒歩分数」「路線・駅やエリア」といった、交通アクセスの利便性を重要視する項目がすべて50%以上を獲得し上位を占めた。
そんな中、「間取り」(56.3%)が3位にランクイン。また、「日当たり」を重視する夫婦も43.9%と、家での快適性を重視する傾向が見て取れた。
間取りについては「2LDK」(33.7%)が最多に。また、「2DK」(13.3%)よりも「1LDK」(24.3%)を選んだ人の方が多いことから、リビングの広さにこだわる夫婦が多いことが伺えた。
次に、現在の家で使っている便利な仕様・住宅設備を聞いたところ、トップ5は、「バス・トイレ別」(41.7%)、「エアコン」(41.0%)、「TVモニター付きインターホン」「追い焚き機能」(ともに35.4%)、「独立洗面台」(33.5%)となり、スムーズな生活動線を意識した水まわり住宅設備が上位に多くランクインした。
また、普段から使っているキッチン家電については、「炊飯器」(85.0%)がトップに。次いで、「電子レンジ」(79.1%)、「電気ポット(ケトル)」(63.8%)、「オーブンレンジ」(52.4%)、「オーブントースター」(50.0%)と続き、6位には、前回調査では圏外だった「ホットプレート」(37.9%)がランクイン。結婚したことに、外出自粛も加わり、自炊をして家で食べる機会が増えたことを裏付ける結果となった。