東京都内の主要駅をぐるりと回る山手線。向かう方面にあわせて「上り」「下り」と区別する路線が多いなか、環状の山手線は、品川から渋谷、新宿、池袋方面に時計回りで向かう「外回り」と、品川から浜松町、新橋、東京方面へ反時計回りで進む「内回り」と表現されます。

しかし、慣れなかったり慌てていると、外回りと内回り、とっさにどちらが行きたい方面のホームなのか紛らわしいことも。

そんな山手線ですが、東京近郊の鉄道に関する情報を投稿する、東京快速さん(@TokyoRapidTrain)の雑学が話題を呼んでいます。

意外と知られていないのが、山手線のホームドア&駅自動放送事情。
緑色の帯が一本なのは内回り、二本なのは外回りと決まっているんです。
さらに駅自動放送では女性が内回り、男性は外回りということも決まっています。
急いでいる時など、知っておくと便利な雑学です(@TokyoRapidTrainより引用)

  • (@TokyoRapidTrainより引用)

この投稿に、「毎日のように乗っているのに知らなかった」「長いこと東京住んでるのに、全然気付かなかった……」「毎日隣側見ているのに気付きもしなかった 帰りに見てみようっと」と山手線を普段乗っている方から驚きの声が続々と寄せられています。

また、「放送は知ってたけどホームドアは気付かなかった!」というコメントもあるように、アナウンスのことを知っている方はちらほらいる様子。

ただ、この情報を知ったとしても「しかし問題は自分が乗りたいのが内回りなのか外回りなのかが分からないという事……」「田舎者なので、肝心の『目的の駅に近いのは外回りか内回りか』がわからない……」と、山手線、一筋縄ではいかないようです……。

知っているとちょっと便利で、ホームに注目したくなるこの雑学、1.5万いいね、8,000リツイートと多くの反響を集めています(7月2日時点)。投稿者の東京快速さんにお話を聞いたところ、「今回、多くの方にこの豆知識を知っていただけて大変嬉しく思っています。今度山手線に乗るときには、ぜひこの雑学を思い出してスムーズに乗り換えをしてみてもらいたいです」とコメントをいただきました。

山手線に限らず、普段使っている路線にも、気づくとちょっと便利になる雑学があるかもしれませんね。