映画『地獄の花園』(5月21日公開)のヒット御礼舞台挨拶が10日に都内で行われ、永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、遠藤憲一が登場した。

  • 左から遠藤憲一、広瀬アリス、永野芽郁、菜々緒

    左から遠藤憲一、広瀬アリス、永野芽郁、菜々緒

同作はバカリズムの脚本×多くのアーティストのMVを手掛ける関和亮監督によるオリジナル作。普通のOL生活を送る直子(永野芽郁)の職場では、裏で社内の派閥争いをかけOL達は日々喧嘩に明け暮れている。ある日、1人のカリスマヤンキーOLが中途採用されたことをきっかけに、全国のOL達から直子の会社は狙われることに。テッペンをかけた争いから直子は平穏無事なOLライフを全うすることができるのか。

5月に公開した同作だが、緊急事態宣言の影響で全国公開となったのは6月1日からで、今回が初の有観客イベントとなった。永野は「母親だったり友人が皆見に行ってくれて、どの世代の人も面白がってくれる。『死ぬほど笑った』って」と言うものの、ヤンキーOLの話だったために「母親は娘が殴られてるのを初めて見て、『悲しくて泣きました』って」と報告する。広瀬は「ごめんね! いっぱい殴ってごめんね!!」とその場で謝罪していた。

さらに広瀬は「私のモーニングルーティンで"おはようエゴサ"がありまして、寝起きでエゴサーチするんです。それで見るとすごく反響がありますね。『めちゃめちゃ笑った』とか『想像を超えてきた』とか、毎日嬉しい反響があります」と明かす。撮影についても「めちゃくちゃ楽しかったですよ。ストレス発散にもなりながら、殴り合いしてました」と笑顔に。菜々緒も「もちろん本気で殴っているわけじゃないですけど、スカッとする気持ちになります。普段大声出さないのに大声出したりすると、ストレス発散にはなるので」と同意していた。

また映画館の思い出を聞かれると、永野は「家族で映画館に自分の作品を見に行って『こんなに大きな場所に自分が映る日が来るんだなあ』という気持ちで、横のお母さんやお兄ちゃんがなんか緊張しながら一生懸命見てくれている姿がすごく記憶に残っていて」としみじみ。広瀬は「私は、小学校1年生の時に初めて映画館に行って、そしたら初めて乳歯が抜けて。スクリーンの逆光で乳歯を見たのを覚えてるんです」と意外な観点からのエピソード。

菜々緒は「芸能界に入る前に行く事の方が多かったのでそういう思い出だったりとか、あとデートで行ったなあという思い出がすごく多いですね」と明かす。遠藤も「中学生の時に、付きああって初めてのデートで映画館に行った思い出が。それをバラエティで話したら本人を追跡してくれたんだけど『付き合ってるつもりはなかった』って。ショックでしょう!」と苦笑。「俺の中では、付き合ってた人と初めて見た映画」と語った。