リクルートは6月2日、「関東在住20代社会人シングル男女の一人暮らしデータ2021」の結果を発表した。調査は2月22日〜24日、関東地方1都6県にて一人暮らしをしている20代独身男女206名(男女各103名)を対象にインターネットで行われた。

  • 家賃と部屋の広さ

    家賃と部屋の広さ

はじめに、「家賃」のデータを見てみると、「6万円台」(21.4%)や「7万円台」(18.9%)が多く、「6万〜7万円台」が4割以上を占める結果に。前回調査(2017年)では、「5万〜6万円台」で全体の半数近くを占めていたことから、前回よりも少々高めのよう。

「部屋の広さ」については、「〜18m2」(30.6%)がボリュームゾーン。また、「〜20m2」(15.0%)、「〜23m2」(11.2%)、「〜25m2」(13.1%)も多く、合計すると「25m2まで」の部屋に住んでいる人が全体の約7割という結果に。前回調査では「〜25m2」までの層が少なく、4年の間に、家賃も広さもアップしているという傾向が見られた。

  • 部屋探しの重視条件

    部屋探しの重視条件

次に、家を探すときに重視することを聞いたところ、「家賃」(80.6%)がダントツのトップに。男女別にみると、どの項目も総じて女性のほうがポイントが高めの傾向にあり、特に「セキュリティ」に関して重視している女性は、男性の3倍以上となった。

  • 今住んでいる家の立地・周辺環境で重視したもの

    今住んでいる家の立地・周辺環境で重視したもの

また、立地・周辺環境で重視したものも教えてもらったところ、「駅の近さ」(40.3%)が最も多く、次いで「学校・バイト先・勤務先への通いやすさ」(38.8%)、「スーパー」(37.4%)と続いた。