ホワイト企業総合研究所はこのほど、「2021年度版 隠れホワイト企業ランキング TOP50」を発表した。

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トップ50のうちソフト産業が6割に

調査期間は2020年1月~12月。調査対象は単体従業員数1,000人未満、直近3年間の平均売上高1,000億円未満、『就職四季報 総合版2022年版』に見出し掲載がない中堅企業約1万3,000社で、対象企業に対しホワイト度を示す総合的なスコアを算出して採点した。

ランキング1位に選ばれたのは「リクルートマネジメントソリューションズ」(人事関連サービス)。2位は「日置電機」(精密機器メーカー)、3位は「freee」(WEBサービス)となった。

以下、4位「Colorkrew」(Sler)、5位「ネットプロテックションズ」(WEBサービス)、6位「アークシステム」(Sler)、7位「VOYAGE GROUP」(WEBサービス)、8位「ハローG」(ガス関連事業)、9位「ブライエ」(ITサポート)、10位「grooves」(WEBサービス)と続いた。

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同調査では、IT企業のSIerやWEBサービスなどのソフト産業が6割に上ったことについて、「ベンチャー企業で封建的な文化がないため、制度や社風が良いと感じる若手が多い」と述べている。また、大手企業のグループ会社や地域密着型企業が4割を占めたことについては、「グループ子会社の給与水準は若干低いが業務負荷は少ない」「地域密着型企業は事業が成熟しおり、顧客基盤が強固で収益が安定している」と分析している。