パナソニックは5月27日、「2021年 夏直前のエアコン使用 実態調査」を発表した。調査は5月6日、エアコンを所有している全国の20~60代の男女550人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、今年すでにエアコンの冷房もしくは除湿を使用した人に「使用した際に感じた不調」を聞くと、「風が臭った」(33.5%)、「エアコンの効きが悪かった(冷えない/温度が下がらない)」(13.0%)、「エアコンの異音を感じた(運転音の違和感、ガタツキ音)」(6.8%)、「リモコンの不具合があった(リモコンが動作しない等)」(4.3%)、「風が出なかった、すぐ止まった」(3.7%)、「エアコン本体から水漏れした」(3.7%)、「タイマーランプが点滅した」(3.1%)、「その他」(2.5%)、「不調は感じなかった」(57.8%)となった。

  • 今年エアコンの冷房もしくは除湿(ドライ)を使用した際に感じた不調

そして、使用に先立ち「どのような手入れをしたか」聞くと、「フィルターを外して掃除した」(54.7%)、「エアコン本体の拭き掃除をした」(26.7%)、「エアコンの吹き出し口を開けて中の掃除をした」(16.1%)、「フィルター自動掃除機能を使った」(14.3%)、「エアコン機能の内部クリーン運転を稼働させた」(9.9%)、「リモコンボタンの隙間や液晶を掃除した」「室外機(室外ユニット)の掃除をした」(8.7%)、「エアコンクリーニング業者に依頼をした」(4.3%)、「その他」(3.1%)、「お手入れはしていない」(34.8%)となっている。

  • エアコン使用前にしたエアコンのお手入れ

同社のエアーマイスターである福田風子氏は、試運転方法から不具合が生じた際の対処法について「電源を入れる前にブレーカーやコンセントにホコリがないか確認」「運転モードを『冷房』にして運転開始」「リモコンやエアコン本体に不具合がないかチェック」の3ステップを紹介し、3つ目については、「リモコンの液晶画面が見えにくい、エアコンが動作しない」「タイマーランプの点滅」「風がにおう」「異音がする」「風が出ない、すぐ止まる」「エアコン本体から水漏れ」の6つの不具合がないか確認するようコメントしている。

  • 「エアコン試運転とトラブル対応方法」マニュアル