映画『地獄の花園』(5月21日公開)の公開記念配信イベントが22日に都内で行われ、永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、小池栄子、関和亮監督が登場した。
同作はバカリズムの脚本×多くのアーティストのMVを手掛ける関和亮監督によるオリジナル作。普通のOL生活を送る直子(永野芽郁)の職場では、裏で社内の派閥争いをかけOL達は日々喧嘩に明け暮れている。ある日、1人のカリスマヤンキーOLが中途採用されたことをきっかけに、全国のOL達から直子の会社は狙われることに。テッペンをかけた争いから直子は平穏無事なOLライフを全うすることができるのか。
永野は「今、自分自身が1番観たいと思えるような作品ができたと思います!」、広瀬は「無事に公開できて、とてもホッとしています。本日は、たくさんの方にこの映画の面白い話をできたらと思います!」と自信を見せる。スクリーンにはキャストの仲の良さが伝わってくるメイキングカットが投影され、MCからそれぞれの印象が撮影前と後で変わったか質問されると、永野は「広瀬さんは、元々明るいイメージがありましたが、それを遥かに超えるほどの、ハツラツとした明るさがありました!」とコメント。広瀬は「私、気づいたらめっちゃ明るくなっちゃっているんです。撮影が楽しくて、自然とテンションが上がっちゃいました!」と笑顔で答え、逆に「永野さんは、イメージ通りの可愛らしい方かと思っていたら、意外と男っぽくてサバサバしている面もあって、もっと知りたいと思いました!」と明かした。
「本日の登壇キャストが一緒に働いたら、誰がボスになりそうか」という質問に、菜々緒は「満場一致で小池さんかなと思いました」と回答し、永野も大島も同意。大島は「小池さんの前だと緊張しますので」と会場を笑わせる。それに対して小池は「表のボスが菜々緒さんで、今回の役がかなりハマっていたので、裏のボスは広瀬さんだと思います」とコメント。関口監督は、テキパキと仕事ができるイメージがあるので、菜々緒さん」と回答した。
さらに、面白い異名がたくさん出てくることが話題となっている本作にちなみ、それぞれキャストに異名をつけるとしたら……という質問に、永野は「広瀬さんは、“重低音アリス”です!たまに隣の楽屋から重低音が聞こえてくるんですよ。どんなに朝はやくてもイケイケの重低音が流れてきて、テンションを上げるために音楽を聴いているそうですが、私もその楽屋行きたいと思っていました!」と答え、広瀬は「めちゃくちゃヒップホップかけています。朝からテンション上げています!」照れる。また小池は主演の永野について「永野さんは、“孤高の女戦士・芽郁”です。ほんわかなイメージがあったのですが、アクションや現場での姿を見ていて、芯が強く、とても格好良い方だと思い感動しました」と表し、永野は「嬉しくて、ちょっと泣きそうになりました!」と喜んでいた。
映画の中ではバチバチに戦っていたキャスト陣だが、広瀬は「現場はバチバチではなくて、普通にワイワイしてました!」、菜々緒も「むしろすごいふざけていましたよね!」と振り返り、監督も「シリアスなシーンで、お互いの容姿が面白くて笑ってしまい、撮影が進まないこともあったくらいです」と仲の良さに太鼓判を押す。永野は「撮影の最中からキャスト・スタッフ、脚本のバカリズムさんと壮大なおふざけをしようとして言って本当に楽しみながら撮影したものが、そのままに映像になっています! 観た後スカッとして、心のモヤモヤが晴れる作品になっていますので、是非お友達と見てください!」とメッセージを送り、壇上ではキャスト全員による自撮り撮影が行われた。