ほぼ毎日使うものだけに、意外にお金がかかるのが化粧品。特に、入学や入社をきっかけにメイクを始めた初心者の方は「思っていたよりお財布に厳しい!」と感じているかもしれません。そこで活用したいのがプチプラコスメです。

  • プチプラ&テクニック不要の「ベースメイク」アイテムはこれ! _しっかり保湿してメイク崩れ防止!! /美容クリエイター・"元美容部員 和田さん"。

たとえば、仕事はプチプラ、プライベートはデパコスと使い分ければ、節約しつつしっかりおしゃれを楽しめるはず。メイク好きにも人気のプチプラ商品の中から特にベースメイク用の実力派アイテムを、YouTubeチャンネル登録者数90万人超の美容クリエイター "元美容部員 和田さん"。に教えてもらいました。

●【化粧下地】CEZANNE(セザンヌ)/UVウルトラフィットベースEX

  • 向かって左から、00 オレンジベージュ、01 ライトブルー、02 ピーチピンク

「ツヤ感のあるカラーコントロール機能と保湿機能とがしっかり備わっている点が、『UVウルトラフィットベースEX』の優秀なところだと思います」と、和田さん。 マスクを手放せない昨今、実は、マスクの着脱の繰り返しは肌の乾燥を招きやすくなるのだとか。下地でしっかり保湿しておけば、メイク崩れ防止にもつながります。

「肌の色をコントロールできるので、次に塗るファンデーションの量を減らせるのもこの下地のいいところです。ナチュラルな仕上がりになり、メイクの保ちも良くなります。顔全体に薄く伸ばした後、クマなど気になる箇所に重ね付けをすることで、お顔のくすみを吹き飛ばしてくれます」(和田さん。)

色はオレンジベージュ、ライトブルー、ピーチピンクの3色。和田さん。によると、選び方のポイントは、「一般的に、透明感を出したい、顔色を明るく見せたい時はパープル系がおすすめです。この商品の場合はライトブルーになります。血色が悪く見える方はピンク系、色でコントロールするというより色ムラや毛穴を全体に薄くカバーしたい方はベージュ系がおすすめです」

「UVウルトラフィットベースEX」はひとつ1000円しないお手頃さですから、複数揃えてパーツの悩みごとに塗り分け、なんていう使い方もいいかもしれません。

●【ファンデーション】CEZANNE(セザンヌ)/ラスティングカバーファンデーション

  • 向かって左から、00 明るいジベージュ系、10 明るいオークル系、20 自然なオークル系

朝、きちんとメイクをしても、マスクで昼頃には崩れてしまうという人は少なくないのでは? 崩れにくいファンデーションとして和田さん。がおすすめしてくれたのが、CEZANNEの「ラスティングカバーファンデーション」です。

「ゆるめのテクスチャーで揮発性が高く、肌にぴったり密着してくれます。マスク崩れはもちろん、崩れやすい季節にも長時間カバーしてくれるファンデーションです」(和田さん。) 仕事でバタバタの日や、長時間外出しなければならない日に便利ですし、メイク直しの時間が短く済む分、昼休みもゆっくり過ごせます。しかも、SPF50+、PA+++と高いUVカット効果を期待できるのに、紫外線吸収剤は不使用と肌に優しく、夏場の心強い味方になりそうです。

「ファンデーションで悩ましいのが色選びですよね。店頭で試し塗りができればいいのですが、今は用意されていない場合も多く、用意されていても躊躇される方が少なくないと思います。その点、プチプラなら気軽に購入して試せるので、自分に合う色を見つけやすいと思います」(和田さん。)

●【ハイライト】RIMMEL(リンメル)/クリスタル グロウ ベース&ハイライター

  • 向かって左から、001 クリスタル グロウ ベージュ、002 クリスタル グロウ ピンク、003 クリスタル グロウ ラベンダー、004 クリスタル グロウ ピーチ(2021年6月11日発売予定)

人に会うといえば、マスク姿かオンラインの今。特にオンラインは肌の色がくすんで映り、疲れて見えてしまいがちです。「フレッシュな印象になるアイテムを」と、和田さん。が教えてくれたのが、RIMMELの「クリスタル グロウ ベース&ハイライター」です。

「ジェルのようなテクスチャーで、下地としても使えます。私のおすすめは、ハイライトとしてのスポット使用。メイクの最後に、少し足すだけで肌がつややかな印象になります。今までハイライトを使ったことがない方も、ぜひ試してみてほしいアイテムです」(和田さん。) ハイライトはつける場所で印象が変わってくるそうで、図の3点につけると、健康的でフレッシュな印象になるのだとか。

「メイクは使う量がすごく大事です。『クリスタル グロウ ベース&ハイライター』の場合、ごく少量を手の甲にのせ、それを指先で伸ばします。その指先に残ったものを顔にポンポンポンと軽く付ける。それだけで不思議と肌全体が潤って見えます」(和田さん。) この時、使う指は中指、薬指、小指がおすすめ。人差し指では力が入りすぎてしまうため、メイクには不向きだそうです。