日本ファイナンシャルアカデミーは5月12日、「選択的週休3日制と家計、副業、投資に関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月28日、全国の20代〜50代の会社員(正社員)400名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • 選択的週休3日制ついて、あなたの意見はどうですか?

    選択的週休3日制ついて、あなたの意見はどうですか?

「選択的週休3日制」について賛否を聞いたところ、77%が「(どちらかというと)賛成」と回答。理由を聞くと、賛成派は、「趣味など好きなことに時間を使える」「育児と両立がしやすくなる」といったワークライフバランスを重視した声が上位に。

一方、反対派は「収入が減るのが嫌」「年金や社会保障に影響が出るのが嫌」など、お金の不安に関する意見が上位となった。

  • 「選択的週休3日制」は、今後あなたの職場に導入されると思いますか?

    「選択的週休3日制」は、今後あなたの職場に導入されると思いますか?

続いて、「選択的週休3日制は、今後あなたの職場に導入されると思いますか?」と質問したところ、78%が「そう思わない(全く+あまり)」と回答。理由をたずねたところ、「有給休暇すら取れていないから」「常に人員不足だから」といった声が多くあがり、「選択的週休3日制」の導入を約8割もの人が賛成する一方で、現実的には、その導入にハードルがある現状が伺える結果となった。

最後に、週休3日制導入により、収入が減った場合に取り組む可能性のあるものを教えてもらったところ、「副業」(223人)や「家計改善(節約含む)」(204人)と回答した人が多く、次いで「投資」が78人となった。