エッセンシャルエデュケーションセンターは5月10日、「コロナ禍における社員研修」に関する調査結果を発表した。調査は3月30~31日、コロナ禍の現在でも自社の成長や前向きな変革を望んでいる企業の経営者107人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「あなたの会社では、2020年4月~2021年3月において、外部講師や研修事業者を活用し、研修を行いましたか」と聞くと、「1回・2回行った」(19.6%)、「3回・4回行った」(7.5%)、「5回以上行った」(6.5%)、「行っていない」(66.4%)だった。

  • あなたの会社では、2020年4月~2021年3月において、外部講師や研修事業者を活用し、研修を行いましたか

そして、「1~5回以上行った」と回答した経営者に「あなたの会社で『もっとも』注力(時間・コストをかけた)した研修の対象者について教えてください」と聞いたところ、「新卒」(19.4%)、「若手リーダー」(36.1%)、「管理職」(30.6%)、「経営幹部」(13.9%)という結果だった。

  • あなたの会社で「もっとも」注力(時間・コストをかけた)した研修の対象者について教えてください

また、「以下の四つの対象者(新人、若手リーダー、管理職、経営幹部)において、会社を発展・成長させていくために研修が必要だと考えていますか」と尋ねると、新人は「とても必要」(46.7%)、「必要」(37.4%)、「あまり必要ない」(6.5%)、「まったく必要でない」(9.4%)となり、若手リーダーは「とても必要」(51.4%)、「必要」(32.7%)、「あまり必要ない」(7.5%)、「まったく必要でない」(8.4%)となった。

そして、管理職(マネージャークラス)は「とても必要」(43.9%)、「必要」(33.6%)、「あまり必要ない」(13.1%)、「まったく必要でない」(9.4%)、経営幹部(役員クラス)は「とても必要」(29.9%)、「必要」(41.1%)、「あまり必要ない」(19.6%)、「まったく必要でない」(9.4%)という結果になっている。

  • 以下の四つの対象者(新人、若手リーダー、管理職、経営幹部)において、会社を発展・成長させていくために研修が必要だと考えていますか