俳優の岡田健史が、テレビ朝日系ドラマ『桜の塔』(毎週木曜21:00~)のスピンオフ作品『桜の塔アナザーストーリー』(全3話)で主演を務めることが明らかになった。同作は、6日、13日、20日の本編終了後に、TELASAにて3週連続で配信される。
キャリア組でありながら、自ら志願して捜査一課刑事となった富樫遊馬(岡田)。上司である捜査一課主任・水樹爽(広末涼子)に恋心を抱く一方、熱意と有能ぶりを本編主人公の上條漣(玉木宏)に認められ、組織内の権力闘争に巻き込まれていく「ダークホース的存在」だ。
そんな富樫の過去や、知られざる一面が明かされていく『桜の塔アナザーストーリー』には、捜査一課のメンバーである爽や轟啓一(駒木根隆介)、爽の父・鉄朗(小松和重)、そして漣といった本編レギュラーメンバーも多数出演。
第1話「富樫遊馬、捜査一課に配属の日」では、捜査一課着任初日の様子を通して、富樫のまっすぐな志と“変人ぶり”を描く。第2話「富樫遊馬、傷心で大食いに初チャレンジ!?」は、水樹班の中に拳銃を横流しした犯人がいたという衝撃の展開が巻き起こった本編第3話の後日譚。爽の実家である中華料理店でチャーハンの大食いにチャレンジすることになった富樫の、水樹班と爽に対する思いが伝わる物語となっている。
岡田は富樫を演じるにあたり「『“太陽”らしさを存分に表出していいキャラクターだ』と考え、作戦を練っていた」と役作りを明かし、スピンオフの台本を読んで「やはり富樫は“太陽”なのだと思いました。強いて新たな発見を挙げるのであれば、“実直さ”ですかね。また、富樫の魅力については“頑固なところ”だと、改めて感じています」と、富樫のキャラクターを分析。
そして、本編よりもハードだったという撮影を振り返り「見てもらえないと、これは報われないです」とキッパリ。「轟さんや鉄朗さん、爽、そして漣にまつわる本編の物語を面白く観るためのヒントがたくさん散りばめられていますので、お見逃しのないように!」と呼びかけた。