JR四国は、高松駅にデジタルサイネージ型無人店舗を設置すると発表。4月27日10時から営業を開始した。あわせて高松駅北側への「高松駅ビル(仮称)」建設計画も発表した。

  • 高松駅の駅舎

高松駅のデジタルサイネージ型無人店舗は、インターネット通販と実店舗を組み合わせた形態の店舗に。店内にデジタルサイネージとサンプル商品棚を設置し、来店者は商品棚で商品の素材や情報を確認できる。購入したい商品をデジタルサイネージでタッチすると、QRコードが表示され、それをスマートフォンで読み取ることで決済・購入できる。購入した商品は後日、指定の場所に届く。

JR四国は、「持ち帰りが難しい大きな商品や重い商品でも気軽にお買い物が楽しめます」とメリットを説明する。通常の営業時間は6時30分から21時まで。現在は四国の名産品や四国企業の商品、JR四国の旅行業商品など取り扱っており、将来的には取り扱う品目を全国の良い品に広げていきたいとしている。

現在の高松駅の北側に建設される「高松駅ビル(仮称)」は、地上4階建ての商業棟と地上4階地下1階建ての駐車場棟で構成される。商業棟は1~3階を商業施設とし、4階は屋上広場と事務所に。駐車場棟は地下1階と地上1階を約385台収容の駐輪場、1階を店舗、2~4階を約160台収容の駐車場とする。延床面積は、商業棟約9,020平方メートル、駐車場棟約5,450平方メートル。2023年度の開業を予定している。