JR東日本と関東エリアの大手私鉄など各社は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発出、国・関係自治体からの要請を踏まえ、ゴールデンウィーク期間中に一部列車を運休するなどの対応を発表した。

  • JR東日本は首都圏の主要路線において、ゴールデンウィーク期間中の平日朝の運転本数を通常のおおむね8割程度とする

JR東日本は4月30日と5月6・7日、山手線、京浜東北・根岸線、中央線快速、中央・総武線各駅停車、青梅線、常磐線快速、京葉線の朝通勤時間帯において、通常本数をおおむね8割程度にすると発表。山手線、京浜東北・根岸線、中央・総武線各駅停車では、夕通勤時間帯においても列車を削減するとのこと。

東京メトロは平日の朝ラッシュ時間帯に銀座線、丸ノ内線、東西線、南北線で一部列車を運休する。東急電鉄は4月30日と5月6・7日、池上線と世田谷線の6~10時台において一部列車を運休し、世田谷線では一部電車の時刻も変更する。

小田急電鉄は4月30日と5月6・7日、8~9時台に成城学園前駅を始発駅とする準急5本を運休に。京急電鉄は4月30日と5月6・7日の朝時間帯に一部列車の運転区間を変更するほか、5月1・8日の2日間は通常の土曜ダイヤではなく休日ダイヤで運行し、一部列車の編成両数を削減するとのこと。

西武鉄道は4月30日と5月6・7日、池袋線、新宿線、拝島線の平日朝の時間帯の一部列車を運休。東武鉄道も4月30日と5月6・7日、東武スカイツリーライン、日光線、東上線の朝時間帯における列車を減便する。京成電鉄は4月29日から5月9日まで、京成線の一部区間で減便を行うとともに、「スカイライナー」の減便も継続するとしている。