アイドルグループ・KAT-TUNがこのほど、東京・赤坂のTBSで行われた同局の新番組『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』(4月22日スタート、毎週木曜24:58~)の収録後に取材に応じた。

  • KAT-TUNの上田竜也、亀梨和也、中丸雄一(左から)

同番組は、KAT-TUNが全国各地に出動し、人生で一度は食べてみたいお宝食材=食宝をGETすることを目指すグルメドキュメントバラエティ。最初のロケで、亀梨和也はニホンキジを目指して鹿児島へ、上田竜也は鹿肉を目指して三重県へ、中丸雄一は伝説の魚・センネンダイを目指して奄美大島へ。それぞれ若手ディレクターとタッグを組み、チームによってその関係性やVTRの仕上がりも異なり、そこも見どころとなっている。

亀梨は、元野球部と元ソフトボール部の“ぐっち”と“ぶんちゃん”というディレクターとタッグ。「一発目だったので、はじめましてというところから始まって。僕はニホンキジでしたが、いただくまでの流れも学ばせていただきましたし、食宝と言われるものの素晴らしさも体験させていただきました」とロケを振り返り、「どうディレクターさんの個性を引き立たせることができるかということを考えつつ、自分がいい意味で遊びを持てるように意識してやりたい」と今後のロケに意気込み。

上田は「食べ物や生き物に対するありがたさをすごく深く感じたロケでしたし、一つ価値観が変わることで成長できたのかなと思うロケでした」と振り返り、“さえちゃん”“ななちゃん”という2人の女性ディレクターとタッグについて「女の子2人なので、ひたすら楽しいロケをしたい」とコメント。男性ばかりのロケと雰囲気が全く違うと言い、「違う楽しみがあると思うので見つけたい」と話した。

中丸は、この番組がディレクターデビューとなる“むぎ”とタッグ。「新人ディレクターさんというのと、番組も始まったばかりというので、完全に予定調和じゃない。そこが好きですね。次どうなるかわからない感じを楽しみながらやりたいです」と話した。上田は、中丸と“むぎ”のやりとりを楽しんだようで、「そこの発展の仕方が楽しみ」と期待。亀梨は「目の寄りのカットが素晴らしい。初回にして中丸くんをわかっている」と称賛していた。

番組のテーマにちなみ、今まで食べたことがあるもので一番の食宝を聞かれると、中丸は「クエ」と答え、「クエもセンメンダイと同じくらいの感動がありますね。(初めて食べたのは)半年前くらい。感動的なおいしさですね。クエも個体数がめちゃくちゃ少ないらしくて、地元の人もなかなか食べられないと話していました」と魅力を紹介。

亀梨は「うなぎ」と答え、「初めてジャニー(喜多川)さんにガッツリ2ショットで会ったときに、うな重をご馳走になったんです。レッスン全然行ってなくて、『なんで来ないの? YOU会いたいんだけど』って急に呼ばれて行ったときに、『食べちゃいなよ』って出されたのがうな重だった。それが人生初めてのうな重で、初めてがそういうシチュエーションで思い出プラスみたいな。そのうなぎは、『これがうな重か!』みたいな感動と、思い出の品でもあるのかなと」とジャニーさんとのエピソードを披露した。

上田も「ジャニーさんつながりの思い出で言うんだったら、ステーキですね」と新橋の有名ステーキ店を挙げ、「『世界一うまいステーキ屋』と言われて、本当に世界一だと思っていた」と説明。亀梨も「俺も。『YOUたち、ここが世界で一番おいしいステーキ屋だよ』って連れていってもらっていた。ステーキもいろいろあるんだって知ったときに『ヘイ! ジャニー』って。おいしいんですけどね」と笑いながら話し、中丸も「僕も同じく信じていました」と打ち明けた。

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