ツイッターに「パンムシ」という新種の生き物が現れました。

それが、人工猫ウさん(@sacocho)の投稿です。 (※音声が流れます)

クロワッサンがイモムシのようにモソモソ動くとは……。この動画に「えぇ…??? 」「え、本物…」「動きがリアルw」「これはお見事!! 」と驚きの声が。

一方でパンムシの存在については意見が分かれ、「いいじゃん」「なんかカワイイww」「大好きだ!!!! 」「キモカワうまそう! 」「クロワッサン食べたくなった」と好感を抱いた人もいれば、「うわああああああ気持ち悪いいいいいい」「いやぁああああああああ(次は芋虫をぜひ!www)」「キッショ!! 」「ある意味恐怖」と困惑する人も。気持ち悪すぎて「食べる気失せたぁー笑」「もうクロワッサンとか食えんわ。。」「ある意味トラウマなりそう笑」という訴えも多数寄せられていました。

それにしても、なぜパンを動かそうと思ったのでしょうか? パンムシを作ろうと思ったきっかけなど、ツイ主の人工猫ウさんにお話を聞いてみました。


ツイ主さんに聞いてみた

―― これはどういう仕組みなのでしょうか

人工猫ウさん:モーター駆動で動いています。

―― 「パンムシ」の発想のきっかけについて教えてください

人工猫ウさん:クロワッサンが虫に見えたのがきっかけです。

――人工猫ウさんが制作された、 羊毛フェルトとテクノロジーを掛け合わせた「バルンさん」も大変話題になっていましたが、普段の活動や作品づくりについて教えていただけますでしょうか

人工猫ウさん:羊毛フェルトとテクノロジーで奇妙な猫たちを製作しています。猫の制作がメインの活動です。

―― 猫やパンなど日常にあるものとテクノロジーを組み合わせようと思ったきっかけは何だったのでしょうか? また、こだわりなどがあれあ教えてください

人工猫ウさん:アニマトロニクスやソフトロボティクスなどの技術に興味を抱き、なにか異様なモノが存在し日常に馴染んでいる場を作りたいと思って今のような制作を始めました。 実在感にこだわっているので、ファンタジーに寄りすぎず日常の延長上にいるようなそんな生き物たちを目指しています。

―― 今後作りたいと思っている作品について教えてください

人工猫ウさん:奇妙な猫を産み出して、"世界一癒されない猫カフェ"を開催するというのが目標です。あくまでメインは猫の制作ですが、その制作によって得た知見を今回のように日常的なものに活かせないか考えています。やわらかいものやソフトマターを使って生き物のような動きをする新たなパンムシなども思案中です。


常に新しいアイディアで、ちょっと奇妙な作品を生みつづける人工猫ウさん。次はどんな作品が誕生するのか、楽しみですね。