オリックスは4月14日、第5回「オリックス 働くパパママ川柳」の入賞作品を発表した。同コンテストは、働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常をテーマに川柳を募集したもので、2021年1月8日~2月12日の期間に過去最多の6万1,813作品が寄せられた。
特別審査員は、昨年に続き、尾藤川柳氏(川柳公論社主宰、十六代川柳 )、田中裕二氏(タレント「爆笑問題」)、浜田敬子氏(Business Insider Japan エグゼクティブ・アドバイザー)の3氏。選考の結果、入賞作品19句が決定した。
大賞は「テレワーク 九九の呼吸が 漏れ聞こえ」(西灘っこ/49歳・男性/兵庫県)。同社は、「『テレワーク』や『呼吸』といった時代を切り取るフレーズを取り入れ、自宅で子どもを傍らに感じながら仕事に奮闘する様子を表現した」と評している。
パパ目線賞は「パソコンも 子もフリーズの イヤイヤ期 」(夏舟/39歳・男性/熊本県)、「聖火より 我が家は育児 リレーをし」(雪丸太郎/48 歳・男性/熊本県)、「テレワーク ママより仕事 楽と知る」(wing/34 歳・男性/長野県)の3句が受賞した。
また、ママ目線賞に選ばれたのは「アルコール 飲まず手に塗り 君をハグ」(梅雨ウマレ/31 歳・女性/埼玉県)、「居間は今 教室オフィス 保育園」(MAPA/39歳・女性/東京都)、「誰の声? 息子よそれは 部長です」(お麩/30歳・女性/神奈川県)の3句。
子ども目線賞は「パパがいて ママの仕事が ふえている」(あんこ/11歳・女性/兵庫県)、じぃじばぁば目線賞は「コロナでも リモートできぬ 孫の守り」(とうやのばぁば/59歳・女性/三重県)がそれぞれ受賞した。