ビズヒッツは4月5日、「転職理由に関する意識調査」の結果を発表した。調査は3月11日〜25日、新卒1年未満で転職した経験がある男女381名(女性254名/男性127名)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、入社後どれくらいで転職したのかを教えてもらったところ、「3カ月以内」が87人、「6カ月以内」が151人と、6割以上の人が6カ月以内に辞めていることが明らかに。10日や2週間など、1カ月以内に転職した人も37人確認されるなど、1年という節目を待たず、早期に退職する人が多いことがわかった。
転職理由を聞くと、同僚に馴染めなかったり、いじめやハラスメントを受けたりした「人間関係が悪い」(119人)という理由がトップに。次いで「長時間労働・休日への不満」(86人)、「仕事内容が合わない」(66人)、「求人内容と現実が違う」(31人)、「給与が低い」(26人)と続き、転職経験者の多くが、労働環境に不満を持っていることがわかった。
「新卒1年未満で転職してよかったですか?」と聞いたところ、実に9割以上の人が「よかった」(91.4%)と回答。その理由を尋ねると、「転職先は自分が携わりたいと思っていた職種で、辞めて正解でした」「第二新卒で大手企業に転職できたので、早めに辞めて正解だったと思う」「ストレスがなくなったので、体調が復活した」といったコメントが並んだ。
一方、転職して「後悔した」(8.6%)という人の理由としては、「かなりの短期離職のため、次を決めるのにかなり苦戦しました」「転職先で給料は上がったが、人間関係が更に複雑になり辛かった。前職で我慢が足りなかったと後悔」「転職活動時に退職理由を聞かれることが多く、忍耐力がないという印象を持たれる」などの声が寄せられた。