大学スポーツ協会(以下UNIVAS)は、スポーツテック企業のユーフォリアと連携して、UNIVASに加盟する大学・競技団体所属の運動部学生の体調を一元管理できるサービス『ONE TAP SPORTS for UNIVAS』<体調チェック機能>を無償で提供する。また、本サービスの大学からの利用申込を3月31日より受付開始した。

  • UNIVAS、運動部学生の体調管理をサポートする『ONE TAP SPORTS for UNIVAS』無償提供を開始

『ONE TAP SPORTS for UNIVAS』は、ユーフォリアが展開する「ONE TAP SPORTS」とUNIVASが提供する会員プラットフォーム「My UNIVAS」を連携させ、スマートフォンなどのデバイスから日々の体調に関する情報を入力することで、そのデータがクラウド上に保存されるというもの。

チェック項目は体温。咳の有無、喉の状態、頭痛の有無、体のだるさ、嗅覚・味覚の状態、家族・同居人の発熱および気になる症状、健康状態についてのコメントの8項目。基本的に加盟大学・競技団体のチームや学校法人単位での利用となり、管理者は管理画面から全メンバーの現在の状態を一覧で確認できる。なお大学管理者は「UNIVAS」WEBページ内のフォームから、運動部管理者は「My UNIVAS」のダッシュボードから申し込みの申請ができる。

同サービスの開始に当たり、新型コロナウイルス感染症が流行するなか、健康状態のデータを一元管理することで管理者やスタッフの負担軽減に繋げたいとUNIVASはコメントを寄せている。また今後は、すべての大学運動部が同サービスを利用して健康状態を適切に管理できる体制や、大会を運営する際、出場校の体調情報を競技団体で把握する体制を進めたいという。