転職サービス「doda(デューダ)」は3月22日、20~30代のdoda会員を対象とした「リモートワーク・テレワーク企業への転職に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2021年1月25~31日、有効回答は1,541人。
54.4%が「リモートワーク・テレワーク」が重要
転職先を検討する際の条件として、「リモートワーク・テレワークの実施」や「リモートワーク・テレワークの制度・環境の充実」が整っていることが重要か尋ねると、54.4%が「重要(とても重要含む)」と回答し、2020年7月の前回調査から6ポイント増加した。
「重要」と答えた人に、転職先を検討するうえで、リモートワーク・テレワークが可能であれば、年収が下がってもよいと思うか聞くと、「現在テレワークを実施している」人では32%、「現在テレワークを実施していない」人では42%が、年収が下がってもよいと回答した。
転職後にテレワークを行いたい頻度を問うと、前回同様「週に3日」が最も多く30.5%(前回比1ポイント増)。次いで「毎日」が29.1%(同3ポイント増)、「週に2日」が20.5%(同0.8ポイント減)となった。
転職先を検討する際にテレワークに関してあったら嬉しい制度や環境については、前回に続いて「在宅勤務手当」(同6.3ポイント増の32.4%)が1位に。このほか、「オンラインツールなどでコミュニケーションがとりやすい」(同0.6ポイント増の12.9%)や、「経費精算や稟議承認などの電子化」(同2.3ポイント増の9.4%)が前回より数字を伸ばした。
また、「doda」に掲載されているテレワーク求人の掲載数と応募数を2020年1月と2021年1月で比較したところ、掲載数は約4.4倍、応募数は約6.9倍に増加していた。