JR九州は22日、「令和2年7月豪雨」で被災した肥薩線沿線の応援企画第2弾として、「SL人吉」を鹿児島本線の熊本駅から鳥栖駅まで、5月1日から土日祝日に1日1往復運行すると発表した。

  • 肥薩線で運行された「SL人吉」

  • 鳥栖方に蒸気機関車、熊本方にディーゼル機関車を連結

「SL人吉」は5月1日以降、鹿児島本線の熊本駅から鳥栖駅まで1日1往復する快速列車(全車指定席)として運行。熊本発鳥栖行は蒸気機関車を先頭に運転され、鳥栖発熊本行はディーゼル機関車が牽引し、蒸気機関車を最後部に連結した状態で運転される。

5・6月の土日祝日に運行を予定しており、往路は熊本駅10時50分発・玉名駅11時41分発・大牟田駅12時15分発・久留米駅13時13分発・鳥栖駅13時24分着、復路は鳥栖駅15時27分発・久留米駅15時39分発・大牟田駅16時37分発・玉名駅17時11分発・熊本駅17時53分着。7月以降の運行は別途案内される。

「SL人吉」に乗車する際、乗車券の他に座席指定券が必要(小児半額)。なお、今回の運行から座席指定券の発売額が従来の840円から1,680円に改定されている。