オムニバス映画『半径1メートルの君～上を向いて歩こう～』(2月26日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が15日に都内で行われ、豆原一成(JO1)、白石聖、後藤淳平&福徳秀介(ジャルジャル)、山内大典監督が登場した。
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左から豆原一成、白石聖、後藤淳平、福徳秀介
同作は、新型コロナウイルスの影響でたくさんの作品が公開延期となり、撮影も中止が続くなど大きな打撃を受けた映画界に対して、こんな環境だからこそ「前向きで、世の中に元気を届ける」ために「エンタメの炎を絶やさない」という想いのもと企画されたオムニバス映画。8組24名のキャスト、クリエイターが集結し、各話ごとに2人の主人公が出演、近距離での“心の濃厚接触”を描く、各話約10分のショートストーリーを結集した。
オムニバスの中の一作『まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい』では、脚本を福徳が務め、白石と後藤が恋模様を繰り広げた。白石は「半日もかからないくらいの撮影期間でしたが、後藤さんのアシストもあり、柔らかい空気感の中での映像になっているんじゃないかなと思いました」と自信を見せ、山内監督は「いろいろあって、現場のスタッフの人数が半分になっちゃいまして。これはもう撮るっきゃないとやらせていただいて、お二人じゃなかったら成立しなかったと思います」とまさかのハプニングを明かし、苦笑する。
福徳は「お二人の感じがリアルでめっちゃ良かったです。脚本超えたね」と大絶賛し、良かったシーンは「巻き戻して5回くらい観た」と告白。後藤も「第三者に良かったと言っているというのはうっすら聞いてたので。本当に良かったです。脚本家がこんだけ喜んでくれると言うことはいいのが撮れたということじゃないでしょうか」と喜ぶ。後藤は「普段のコントは2人で作って2人で考える共同作業だから、今回福徳が作ったものに乗っかるのが初めてだったので、新鮮でした」と明かした。
キャスト2人のコンビについても、福徳が「全然違和感なかった」と称賛すると、後藤が「ペア感あったでしょう?」と尋ね、福徳は「あった!」と太鼓判。福徳は「高校からの友達なので、最初の30秒くらいはあまりにも友達がやってる感があったんですけど、一瞬で消えて、役者が本業でしたね」と俳優としての相方・後藤を認めていた。
