劇場版『奥様は、取り扱い注意』(3月19日公開)の公開直前イベントが10日に都内で行われ、綾瀬はるか、西島秀俊、林家ペー、林家パー子、本並健治、丸山桂里奈が登場した。

  • 左から丸山桂里奈、本並健治、綾瀬はるか、西島秀俊、林家パー子、林家ペー

    左から丸山桂里奈、本並健治、綾瀬はるか、西島秀俊、林家パー子、林家ペー

同作は2017年10月~12月に日本テレビ系列にて放送されヒット。他人も羨むちょっとセレブな専業主婦だが実は元スゴ腕の特殊工作員という過去を持つ伊佐山菜美(綾瀬)が、持ち前の強さと賢さで次々とトラブルを解決していく。最終回では、実は公安のエリートでありながらそのことを隠し、菜美と結婚していた伊佐山勇輝(西島秀俊)が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了していた。

付き合いも長いが互いに「あまり変わらない」という綾瀬と西島だが、綾瀬は「一瞬、ぼーっとしてるとすぐ見抜かれてるのにおののきました」と西島の慧眼に驚いたという。西島が「話してるときでも完全に気を抜いてる時がある。後ろ姿で『何も考えてないな』って」と説明すると、綾瀬は「なんでだろう、すごいね?」と苦笑し、西島は「なんとなくわかるんでうしょね。まったく動いてないときとか」と見抜き方を明かした。

イベントでは"最強夫婦"選手権としてペー&パー子、本並&丸山夫婦が登場し、「鳥(とり、扱い注意!? アヒルちゃん早移動対決」「いい夫婦(11紗22)を目指せ! ストップウォッチビタ止め対決」「愛してるなら受け止めて! ピンポンキャッチ対決」と3番勝負に挑む。映画を観て「料理のシーンが参考になった」という本並や、「何しろ私は北赤羽なので、乗ってる電車は"埼京"線です」とずっとダジャレを飛ばすペーなど、終始カオスな空気のまま進んでいった。

「ピンポンキャッチ対決」では、交代でピンポン球を投げていた綾瀬&西島だったが、キャッチに失敗した綾瀬が「惜しい!!」と悔しがり、西島は「本気だなあ、お前」としみじみ。「弱く投げて良い場合と良くない場合がある。弱いともっと下になる」と投球のダメ出しをする綾瀬に、西島が「すぐ俺のせいにするからなあ」と ぼやく場面もあったが、両者とも1つずつキャッチに成功していた。

しかし、やはりアスリートとしての才能があったのか、最終的には「ピンポンキャッチ対決」で好成績だった本並&丸山夫婦の優勝に。本並は「やってしまいましたね。ちょっとやばいなあ。めっちゃ怒られるパターンや」と反省するも、夫婦は賞品の「1,122kg(いい夫婦)の高級黒毛和牛」を受け取る。賞品で作りたい料理を聞かれた丸山は「煮るやつありますよね? 煮る黒毛和牛のやつ」と答え、最後まで混沌とした空気の中でイベントは終了した。