元サッカー日本代表でタレントの前園真聖が、7日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、Jリーグ・誹謗中傷防止啓発映像「ネットいじめ、カッコ悪い。」に出演したことについて語った。

前園真聖

「ネットいじめ、カッコ悪い。」では、前園が25年前の啓発CM「いじめ、カッコ悪い。」(公共広告機構/現 ACジャパン)を再現。「いじめ、カッコ悪い。25年前、そう言った。あれから25年、今もいじめはなくならない」と現状を憂いながら、「SNSでの誹謗中傷、ヘイト、人種差別。匿名で見えないところから誰かを叩いたり、誰かを泣かせたり。何度でも言う。ネットいじめはサイテーだよ。カッコ悪いよ」と再び呼びかける。

25年前のCMと共に今回の映像が番組内で紹介され、前園が「25年前の映像を今回やる前に見させてもらって。なんて言うか……なんであんなに生意気そうな感じで……。なんで偉そうな感じでやってるのかなって自分で思って」「あんなにもたれかかってしゃべってるのが恥ずかしい」と当時の態度を反省すると、出演者は爆笑。

続けて、「今回Jリーグさんからお話があって。Jリーグの選手の中でも非常に誹謗中傷が大変なことになっていて。外国人選手の差別とかも」と経緯を説明し、「その話をいただいて、自分ができることとしてやらせてもらいました」と出演を決断した理由にも触れた。

司会の東野幸治は、「いいコマーシャルでした」「誠心誠意な感じがして良いですよね。人柄も出ていて」と25年ぶりのメッセージを絶賛。ダウンタウン・松本人志も「落ち着いた感じがしました」と褒め、「いじめは、実際に25年経ってなくなってないという現実がありますよね。25年後にはなくなってほしいですよね」と願っていた。