ロート製薬は2月25日、花粉症に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2021年2月5~9日、調査対象は20~60代の花粉症かつ在職中の個人、有効回答は651人。

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在宅勤務の日、約半数が「通勤の日と同じ・通勤の日よりも辛い」

花粉症が辛くて仕事を休みたいと思ったことがあるか尋ねると、64.0%が「ある(何度も+少し)」と回答。それに対し、花粉症が辛くて実際に仕事を休んだことがある人は27.6%にとどまった。

在宅勤務の経験がある人は全体の54.8%で、在宅勤務中に花粉の影響が出ると答えた人は62.8%に上った。通勤の日と比較して、在宅勤務の日の花粉症はどのくらい辛いか聞くと、「通勤の日と同じくらい辛い」が35.3%、「通勤の日よりも辛い」が19.6%となり、合わせて半数以上の54.9%が通勤の日と同じくらいか通勤の日よりも辛いと回答した。

  • 在宅勤務中に、花粉の影響は出ますか? ロート製薬アルガード調べ

在宅勤務中の花粉の影響については、「集中力が低下する」が最も多く57.1%。次が「仕事の生産性が落ちる」で55.4%となった。

在宅勤務中、花粉症がどのくらい辛いかとの問いには、3人に1人以上の39.3%が「身だしなみを気にしなくなるほど辛い」と回答。次いで「花粉症がない地域に引っ越したくなるほど辛い」が31.2%、「上司からの電話を着信拒否にしたくなるほど辛い」が約4人に1人の24.6%と続いた。

花粉症が辛い時に有給休暇を取得できる制度「カフン休暇」について、存在してほしいと答えた人は60.8%。このうち65.2%が「『カフン休暇』を導入する企業があれば転職を考える」と回答した。