3月3日はひな祭りですね。健やかに育つようにと小さな女の子のためのお祭りとされていますが、こどもだけでなく、大人が楽しんでも開運できる日です。それでは、お家時間を楽しむひな祭りをご紹介します。
なぜ桃? 恋愛運アップさせる桃のパワー
3月3日は、「ひな祭り」。呼び方はいろいろあり、五節供の1つとなる「上巳(じょうし)の節供」、そして今でも桃の節供という名でも親しまれていますね。女の子の節供として、可愛らしい桃の花や甘い果実の雰囲気はとてもよく似合います。
ですが、それだけではありません。桃の花、木、実の全てには、邪気を祓う強い霊力があると昔から信じられてきました。桃から生まれて見事に鬼を退治する桃太郎のお話は有名ですね。このように桃は、災いを遠ざけ身を守る強いパワーがあり、健康で長生きできるとされます。
さらに桃は、女性にとって嬉しいパワーを持ちます。風水では、恋愛運のことを「桃花運(とうかうん)」と呼ぶこともあります。つまり恋愛運をアップさせるのもまた桃なのです。桃は、厄除け、若返りのアンチエイジング、愛されパワーまで最強のパワーを持ちます。
なぜ 3月3日?
五節供と呼ばれる風習は、「人日(じんじつ)正月7日」、「上巳 (じょうし)3月3 日」、「端午(たんご) 5月5日」、「七夕 (しちせき) 7月7日」、「重陽(ちょうよう)9月9日」の5つ。いずれも奇数が重なる日です。風水では、奇数は陽の気を持ち「剛(ごう)」を、偶数は陰の気を持ち「柔(じゅう)」を意味します。つまり奇数は、とても強いパワーを持つ数字です。
奇数×奇数の強いパワーで、知らず知らずのうちについてしまった罪やケガレを落とし、不吉なことを招くネガティブなエネルギーをブロックしようとしたとてもパワーの強い日となります。
お家時間を楽しむひな祭り
ひな祭りは、ひな祭りならではのパワーフードもたくさんあります。ひなあれと菱餅に見られる「桃色・白色・緑色」は、それぞれ「魔よけ・清浄・健康」を表しています。桃色は恋愛運・愛情運アップの色でもあります。ハマグリは対の貝でないと合うものがないことから、ハマグリのお吸い物はパートナーと末永く結ばれる愛情運アップのパワーフードです。彩も豊かなちらし寿司の錦糸卵は金運を運んできます。甘酒は厄除けや不老長寿のパワーを持ちます。
ひな祭りの行事食を食べるときに桃の花を飾るとさらにGOOD。ひな祭りはお家時間を楽しみながら大人も開運できるチャンスでもあります。
いかがでしょうか。特別なお祝いはしなくとも、大人も楽しく過ごすのが◎。巡り来る季節を感じながら楽しむのも上手に開運できる方法です。