くふうカンパニーは2月25日、「子どものランドセル購入」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2月4日〜2月7日、年中児、年長児、小学1年生の子ども(各111名)をもつ家庭を対象にインターネットで行われた。

  • ランドセル購入に向けた検討開始時期(年中児)

    ランドセル購入に向けた検討開始時期(年中児)

年中児の子どもを持つ家庭に「ランドセル購入に向けた検討開始時期」を聞いたところ、入学の「12カ月前」や「14カ月前」という家庭が多く、1年以上前から検討する家庭が約6割を占めた。

ランドセルの検討・購入にあたり行うことについて聞いたところ、年中児の家庭においては「ウェブサイトで情報収集」(42%)、「SNSで情報収集」(41%)がそれぞれ4割超で上位に。一方、年長児・小学1年生の家庭では、「百貨店・量販店に見に行く」(年長児50%、小学1年生44%)が最多だった。

  • ランドセルを決める際に重視するポイント

    ランドセルを決める際に重視するポイント

ランドセルを決める際に重視するポイントを尋ねたところ、1位「軽さ」(70%)、2位「色」(57%)、3位「子どもの好み」(56%)という結果に。子どもの背中に負担のかからない「軽さ」を重視しながらも、多彩なカラーバリエーションが増えた中で子どもが気に入る色や、好みを購入の決め手として大切にしたい家庭が多いことがうかがえた。

  • ランドセルの購入価格

    ランドセルの購入価格

ランドセルの購入価格は、年長児、小学1年生の家庭が実際に購入した価格は「5万円〜6万円未満」が最も多く、次いで「6万円〜7万円未満」となり、一人あたりの平均購入価格は7万329円となった。一方、年中児の家庭の平均予算は4万9,555円だった。

購入方法について見ると、小学1年生の家庭では「量販店」(26%)に次いで「メーカーのショールーム」(20%)、「百貨店」(14%)で直接購入する家庭が多かったが、年長児の家庭では、「量販店」(28%)に次いで「メーカーのネット通販」(18%)が多く、また、「量販店のネット通販」(9%)や「百貨店のネット通販」(4%)なども合わせると、全体的にネット通販を利用しての購入が増加傾向となった。

年長児の家庭に、「コロナ禍の『ラン活』で困ったこと」を聞くと、「実際に見に行けなかった/試せなかった」「密を避けるためゆっくり見に行けなかった」「展示会やイベントが中止になった」といった声が多くあがった。