日本テレビ系ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(毎週水曜22:00~)に出演する俳優の沢村一樹と岡田健史が、日テレドラマ公式YouTubeチャンネルで対談し、それぞれの役柄の印象、碧(菅野美穂)、空(浜辺美波)を抱きしめるシーンに込めた思いなどを語った。
――母娘のそばで、ゴンちゃん(沢村)と光(岡田)をこれまでどんな思いで演じてきましたか?
――岡田:物語の最後がまだ見えないので、手元の台本から、どういうふうに演じれば光が魅力的に見えるか、そして空が魅力的に輝いて引き立っていくかを考えながら演じています。
沢村:光とゴンちゃんが違うのは、光(と空)は出会いからやってるでしょ。ゴンちゃん(と碧)は幼馴染みだから、過去が結構ある。台本をもらって「あ、そうだったんだ!」ってなるから、あまり作らないように、どちらにもいけるようにはしているかな。今まではいい感じに幼馴染みできていたのが、いろんなことが起こると、「あれ、俺もしかしたら碧のこと好きなのかも?」くらいな感じ。
岡田:僕もいち視聴者として見ていて、(碧が)ゴンちゃんと漱石のどちらにいくのか気になります。
沢村:2択にしてるけど、小西さん(有田哲平)もいるからね(笑)! 光だって、渉先生(東啓介)とこれから殴り合いとかするんでしょ? (東さんは)身長(190cm)あるからね、(岡田は)野球で鍛えていたとはいえ、向こうは舞台で鍛えているから。
岡田:全然違いますよね。
沢村:面白そう、どうなるんだろうなあ。ケガしないようにね。
――第6話(17日放送)では、ゴンちゃんが碧を、光が空をそれぞれ抱きしめるシーンがありますが…。
岡田:(第6話のシーンでは)光は好きというよりも、なんとかコイツを落ち着かせたいという気持ちだと思いますし、光の中で好きという気持ちは無意識だと思います。第6話になってから、光と空もそうですが、演じている浜辺美波さんとの距離もグッと近づいた気がします。芝居をしているときに、お互いが踏み込めるところを明確にできた感じがして、僕にとってもプラスになるし、作品にとっても前進したかなと思います。
沢村:第6話ではゴンちゃんも碧のことをハグするけれど、この2人は男と女ではないんだよね。男と女としてグッと近づくかといったら、そうではない。あのハグによって離れちゃうかもしれないし、分からないですよ。お互いにとって大切な人なんだなとは思うんだけれど……これからの展開がますます読めない気がします。
――第2章に突入して、今後の展開について教えてください。
沢村:台本の中でめっちゃ風が吹いてますからね! 向かい風も追い風も。読んでいてハラハラしちゃいますね。
岡田:はい、視聴者の皆さんだけでなく、我々作り手側もそわそわしながら演じています(笑)。ぜひお楽しみになさってください。