キャリアデザインセンターは2月10日、「女性エンジニアの仕事観」に関する調査結果を発表した。調査は2020年11月5日~20日、同社運営のコンテンツに登録する女性エンジニア会員、および同社社員の知人・友人の女性エンジニア109名を対象にWebで行われた。
5年後、どのようなキャリアを目指しているか尋ねたところ、最も人気が高かったのは「SE」で22.9%。次いで「フリーランスや起業」(22.0%)、「社内SE」「エンジニア以外の職種に転向」(ともに21.1%)と続いた。
また、今後チャレンジしてみたい開発についての質問では、「自社製品(自社サービス)」(49.5%)が約半数を占めたほか、「AI」(34.9%)、「スマートフォンアプリ」(28.4%)、「受託開発(自社内開発)」(27.5%)と回答した人も多かった。
エンジニアの仕事をする中で感じる「やりがい」について聞いたところ、「ユーザーや顧客に感謝された時」(65.1%)、「高い評価を得た時」(56.0%)、「給与・賞与を得た時」(53.2%)など、自身の仕事に対する良いフィードバックが得られたときにやりがいを感じる人が多いことが明らかに。
また、僅差で、「スキルが向上した時」や「トラブルや課題を解決した時」(ともに51.4%)と続いた。
最後に、今後のキャリアで不安なことを教えてもらったところ、「最新技術をキャッチアップし続けられるか」(54.1%)が最多に。次いで、「給料が上がっていくか」(46.8%)、「今の会社でキャリアが築けるか」(45.0%)と続いた。