Oh my teethは1月31日、「歯科矯正の意識調査」の結果を発表した。調査は1月25日~26日、25〜43歳の男性3,010名(未婚49.5%、既婚50.5%)を対象にインターネットで行われた。

  • 歯科矯正を「したことがある」もしくは「やってみたい」理由は何ですか?

    歯科矯正を「したことがある」もしくは「やってみたい」理由は何ですか?

調査によると、「歯科矯正をしたことがある」または「やってみたい」と答えた人は42.8%。矯正をした(してみたい)理由を聞いたところ、「見た目の改善」(76.6%)が圧倒的に多く、次いで「虫歯や歯周病リスクの軽減」(49.9%)、「顎関節炎や肩こりの改善」(21%)という結果に。

一方、歯科矯正をしていない人の理由としては、「金額が高そう」(57.7%)が最多。状態によれば100万円を超える治療費がかかるイメージの歯科矯正において、高額な費用がネックになっているよう。次いで「歯並びを気にしたことがない」(32.1%)、「通院が面倒くさい」(30%)と続き、忙しい日々の仕事を行いながら通院する時間がないと考える男性も多いことが明らかに。

さらに、コロナ禍における歯科通院について聞くと、45.0%が「通院にためらいがある」と回答した。

  • どのような条件であれば歯科矯正をしてみようと思いますか?(複数回答可)

    どのような条件であれば歯科矯正をしてみようと思いますか?(複数回答可)

さまざまな理由から歯科矯正に消極的な人が多いことがわかったが、では、「どのような条件であれば歯科矯正をしてみようと思うのか」と質問したところ、「痛くない」(42.9%)が最多に。次いで「総額が約20~30万円」であればやりたいという人が42.2%、「通院しなくてよい」と答えた人が40.8%、ワイヤー矯正などによる「矯正中の見た目が悪くならない」が37.2%となった。

なお、こうした希望条件がクリアできたのであれば、「矯正したい」という人は55.7%。歯科矯正が完了したら、「自分に自信が持てる」(36.4%)、「より健康的な毎日」(36.2%)になるといったイメージを持っている人が多く、「歯並びを改善することで、QOL(生活の質)が向上すると思いますか?」という質問に、69.4%が「はい」と回答した。