楽天は1月27日、「2021年ポイントに関する調査」の結果を発表した。調査は2020年12月23日~25日、全国の20~60歳の男女1,076名を対象にインターネットで行われた。
「現在使っている、もしくは貯めているポイントカードやサービスはいくつですか?」と質問したところ、「2〜3種類」(36.5%)が最も多く、次点の「4〜5種類」(35.7%)と合わせると、7割以上の人が2〜5種類のポイントカードやサービスを利用していることが明らかに。
「2020年に失効させてしまったポイント(マイル)」の有無を教えてもらったところ、33.8%が「失効させたポイントがある」と回答。また、「失効させたかどうかわからない」人は19.3%と、5割以上の人が有効期限のあるポイントを使い切れていない実態が明らかとなった。
ポイントを利用する場所を聞いたところ、「ネットショップの買い物での使用」(70.5%)がトップに。次いで、「実店舗(スーパーやデパート)での使用」(69.5%)、「コンビニでの使用」(50.2%)と続いた。
また、新型コロナウイルスの流行後に新たに生活に取り入れた、もしくは利用頻度が増えたサービスを聞いたところ、こちらでも「ネットショッピング(ネットスーパー除く)」(26.1%)がトップに。以下、「デリバリー」(13.4%)、「フリマアプリ」(9.2%)と続き、在宅勤務や外出自粛の影響で、ネットショッピングやデリバリーなどの利用が増えていることがわかった。
ポイントが貯まる、もしくは使える場合に今後使ってみたいサービスを聞いたところ、「公共交通料金支払いでの使用」(13.9%)、「ポイント還元率増加キャンペーンの利用」(12.0%)、「家賃支払いでの使用」(10.5%)、「ポイント投資運用」(9.9%)が上位に。特に、毎月発生する支払いについてポイント利用のニーズが高いことが見て取れた。