近畿日本鉄道は8日、大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時0分発の名阪特急について、2月13日からすべて「ひのとり」で運転すると発表した。大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時30分発など主要駅に停車する名阪特急は「アーバンライナー」での運転となる。

  • 近鉄の新型名阪特急「ひのとり」

昨年3月にデビューした新型名阪特急「ひのとり」は、全席バックシェルを採用し、プレミアム車両は全席3列シートで座席間隔を日本最大級とするなど、「くつろぎのアップグレード」をコンセプトにワンランク上の快適さを提供。2020年度上半期のプレミアム車両の乗車率は約7割と、コロナ禍においても好調だという。

2月13日以降、平日・土休日ともに大阪難波駅・近鉄名古屋駅を毎時0分に発車する名阪特急はすべて「ひのとり」に。土休日は大阪難波駅を16~18時台の毎時20分に発車する列車なども含め、停車駅の少ないタイプの名阪特急はいずれも「ひのとり」で運転される。2月13日からの「ひのとり」の運転本数は土休日19往復、平日15往復となる。

  • 2月13日以降の「ひのとり」時刻表

  • 「ひのとり」のプレミアム車両は全席3列シート

  • 大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時30分発など主要駅に停車する名阪特急は「アーバンライナー」で運転

同じく2月13日以降、平日・土休日の大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時30分発の列車を中心に、主要駅に停車するタイプの名阪特急はすべて「アーバンライナー」(「アーバンライナー・ネクスト」または「アーバンライナー・プラス」)に。運転本数は17往復(早朝の名張発近鉄名古屋行などを含む)とされている。