• (C)ytv

――2020年は所属事務所も変わりました。今後は女優業に力を入れていきたいとお考えですか?

役者にしぼらず、バラエティやモデルの仕事も全部180%ぐらい、フル回転でやっていきたいんです。だから、最近思うのは身体がもう1つ欲しい。もしくは、無睡眠でも仕事ができる人間になりたい。私、しっかり12時間睡眠取っちゃうタイプなので(笑)

――事務所を移籍して何か心境の変化はありましたか?

前の事務所は大きかったこともあり、以前は心のどこかで「大丈夫でしょ」という安心感があったように感じます。でも、今のグラグラの事務所では、自分もグラグラグラっとしちゃって(笑)。ちょうど事務所を移籍するタイミングでコロナの自粛期間に入ったこともあって、どう仕事と向き合っていくべきか、めちゃくちゃ考えましたね。自分の人生についても考えたし、仕事への向き合い方がこれでいいのかと自問自答もしました。

とはいえ、自粛期間前半は1人でゲームをしたりして遊びまくっていましたけど(笑)。後半は早く仕事がしたかったですね。

――では、見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。

仙夏の「今ここで咲く」という考え方や、現代ではあまりなじみのない“粋”という価値観に注目していただきたいです。ほかにも、蔵地たちとの四角関係や、仙夏がお世話になるお家でのほっこりとした会話など、見どころはたくさんあります。私自身、仙夏のまぶしい生き方をすごくまぶしいと思いながら演じていくので、彼女から発せられる何か熱いものを感じ取っていただけたらなと思います。

●岡田結実
2000年生まれ、大阪府出身。01年、1歳で子役ファッションモデルとしてデビュー。11年から13年まで『ニコ☆プチ』、14年から15年まで『ピチレモン』の専属モデルを務め、17年映画『傷だらけの悪魔』で女優デビュー、19年『私のおじさん~WATAOJI~』で連ドラ初主演を務める。20年、所属事務所をオスカープロモーションからViivoに移籍。21年1月7日スタートのドラマ『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』に主演。