2020年も、今日で終わり。今年は新型コロナの蔓延で仕事のスタイルもすっかり変わり、レジ袋有料化、たばこやお酒の増税、GoToトラベルキャンペーンの開始や自粛呼びかけなどさまざまなニュースが駆け巡った。外出自粛中、のんびり過ごした人もいれば、例年以上に慌ただしい1年だったという人も多いのではないだろうか。
そこで今回はマイナビニュース会員1,010人を対象に、「2020年忙しくてできなかったこと」についてアンケート。回答の中から「ダイエット」「外出」「資格取得」などカテゴリごとにできなかったことを紹介していこう。
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2020年忙しくてできなかったことは?
コロナ禍は案外多忙? ダイエットに資格取得に挫折した人続出
Q.2020年忙しくてできなかったことを教えてください
■ダイエット
男性/49歳「コロナ禍でダイエットができないままだから」
男性/32歳「食生活の改善」
男性/40歳「2020年で10kg痩せることを目標にしていたのに今年が終わりそう……」
男性/60歳「最低10kgのダイエットをしなければ健康を害する可能性があると指摘されたが、結局1kg位しか痩せられなかったこと」
男性/52歳「ジムに行ったり、毎日ウォーキングをしたりして減量を試みましたが、なかなかできなかった」
女性/29歳「去年出産し、ダイエットをして元の体重に戻そうと思っていたが、家事や育児に追われてできなかった」
女性/31歳「ダイエットしようと思ったが運動する機会がなかった」
女性/34歳「コロナ太りを解消できていない」
■外出
男性/60歳「若いころの友達ともう一度会って、ゆっくりとリラックスしたかった」
男性/44歳「今年目指していた標高の高い山に登ろうとしていたが、仕事、コロナの影響でやむを得ず中止にしてしまった」
男性/60歳「バイクでキャンプツーリングに行くこと。11月に予定していたが 忙しくて行けなかった」
男性/61歳「渓流釣りの趣味があるが、今年は気候がおかしく、例年よりも頻度が少なかったのに加えて、仕事が忙しくやり残した」
男性/60歳「今年で定年なので、会社の規定にある長期休暇をもらって、夫婦で旅行をしたかった」
女性/27歳「旅行をたくさんすること、語学を始めること」
女性/33歳「テーマパークに出掛けることができませんでした」
■資格取得
男性/46歳「時間があると思ったので投資を始めたのですが、仕事が忙しくなってきて少し放置状態になってます。
気をつけなければ」
男性/36歳「資格取得を目指して勉強を続けているが、まだ取得には至っておらずやり残してしまった」
男性/43歳「書籍などを買ったが、他のことに追われて、まだ読めてない積み本がある」
男性/46歳「英語の勉強を続けTOEICを受験しようと思っていたが、途中で継続できなかった」
男性/44歳「英会話教室により多く通って、ペラペラに話す目標が忙しさであまり通えなかった」
男性/60歳「絵画で手本書を買ったものの、結局絵画そのものの勉強も作成もしなかった」
女性/35歳「英会話の勉強をしようと思っていたのに、コロナで海外旅行はしばらく行けないのでモチベーションが下がって、それでもやればいいのに結局できなかった」
■掃除
男性/60歳「駐車場の草刈りがうまくはかどりません。刈っても伸び放題です」
男性/71歳「倉庫の整理。ゴミや売れない商品在庫が半分以上を占めているがなかなか片付いていない」
男性/67歳「仕事場の整理。以前から気になっていた。時間があった割には、効率的なことばかり考えていて、それを行動にできずというような毎日だった。気がついたら、もう師走。我ながら情けない」
男性/70歳「書斎の書物や資料類等の電子ファイル化がなかなか進まなかった」
女性/55歳「断捨離をしようと思っていたが、思うように時間が取れずやれないようだ」
女性/35歳「部屋の片付けと物の整理。後回しにし過ぎていたらいつの間にか年末」
女性/46歳「家の荷物整理。区画整理のため来年には立ち退きとなるが、不用品の整理がまだ終わっていない」
■その他
男性/49歳「副業に手を出してプログラミングの学習を始めようと思っていたが、結局忙しくてできなかった」
女性/35歳「交友関係を広げたいと思っていたのにコロナでそれどころではなくなった」
ダイエットに資格取得、外出など、多忙を極めて不完全燃焼に
いかがだったろうか。2020年、一気に広がったテレワーク。通勤時間の縛りがないため、自由な時間が増えると思ったものの、いざ始まってみるとプライベートと仕事との境目が曖昧で「かえって忙しくなった」という人も。時間を有効活用して、趣味や勉強をしようと思っていた人にとっては不完全燃焼なまま1年が終わってしまった感じではないだろうか。
また、自粛期間を利用してダイエットに励もうとしたのに、忙しいことと運動不足のダブルパンチで体重が増えてしまったという人もいた。たっぷり時間があるからといって物事がはかどるかといったらそうでもなく、あれこれと細かな用事に忙殺され、気づくと肝心の勉強や趣味に時間を割けなかった人も多かった。
新型コロナで始まり、新型コロナで終わった印象の2020年。収束はまだ先になりそうだが、「新しい生活様式」も浸透しつつあり、2021年はもう少し落ち着いて向き合えるのではないだろうか。気持ちに余裕が生まれると、今年できなかったことも来年は実現できるようになるかもしれない。
調査時期 : 2020年12月11日
調査対象 : マイナビニュース会員
調査数 : 1,010人
調査方法 : インターネットログイン式アンケート
