お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が22日、自身の公式YouTubeチャンネル「ナイツ塙の自由時間」に出演し、自身が審査員を務めた『M-1グランプリ2020』について語った。
マヂカルラブリーが優勝した同大会。塙は「オズワルドは、僕は相当評価しましたよ。オズワルドは予選を1回見たときに、『面白え』と思って」と明かし、「畠中(悠)くんも上手くなったよね。受けの演技というか」と褒めた。
さらに、「オズワルド、ちょっとかわいそうなんだよね、毎回出番が。でもオズワルドの漫才、ちゃんと聞くとめちゃくちゃ面白いですよ。話芸がすごくしっかりしてて」とも。
また、「あれがかわいそうだったよね。松本(人志)さんはちょっと弱い方がいいって言って、(オール)巨人師匠は強い方がいいって言って」と述べ、「僕は、今年の2人は強弱を覚えたので。僕なんかは、15分漫才をやる人間からすると、強弱って絶対必要だから。強いだけだとお客さんが飽きちゃうし、弱いだけでもきついし」と評価した。
そして、「だから4分の戦い方っていうのは、またあらためて難しいんだなって思った」と塙。
「オズワルドとかも、和牛みたいになると思うんですよね。毎年決勝に行く力はあって、優勝候補って言われつつ、これからどうしていくかが本人たちの課題でもあるかなと思いますけどね」とエールを送った。