アクサ・インベストメント・マネージャーズは12月18日、「2020年投資家意識調査」に対する調査結果を発表した。調査は2月18日〜26日、日本(500名)を含むアジア・ヨーロッパ地域9か国の8歳~15歳の子どもとその親4,703名に対してインターネットで行われた。

  • 子どもにお金を渡す目的

    子どもにお金を渡す目的

調査対象国は、日本のほかに、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、スイス、香港、台湾、シンガポールの9カ国で、800万円以上の年収のある所得層の上位80%を対象としている。

「小・中学校でお金の管理について教わりましたか」と質問したところ、「教わった」の回答率が高い順に、「シンガポール」(58%)、「香港」(48%)、「台湾」(47%)、「イギリス」(34%)、「スペイン」(32%)、「スイス」(31%)と続き、「日本」(27%)は9カ国中7位という結果に。

また、「台湾」では78%、「香港」では72%もの親が「お金の管理を教える」目的で子どもにお金を渡しているのに対し、日本では、「日々の支出のため」(47%)が最も多く、次いで「お金の管理を教えるため」(42%)となった。

  • 子どもが親からお金をもらうタイミング

    子どもが親からお金をもらうタイミング

調査結果によると、アジア4カ国では約77%の子どもが親からお小遣いをもらっているのに対し、ヨーロッパでは、「プレゼント(誕生やクリスマス)として」お金を与える傾向があり、各国7~8割合という結果に。アジアでは定期的に「お小遣いとして」、ヨーロッパでは誕生日やクリスマスなどの機会に応じて「プレゼント」としてお金を与える傾向にあることが分かった。

また、お小遣いやお手伝等の報酬を週平均に換算すると、「香港」は平均2,565円、「シンガポール」は2,521円、「イタリア」は1,800円、「スイス」は1,675円、「スペイン」は1,469円、「フランス」は1,378円、「イギリス」は1,308円、「日本」は808円、「台湾」は282円と、9カ国中2番目に少ないことが明らかに。

さらに、貯蓄の目的を教えてもらったところ、「シンガポール」や「台湾」では「お金の自己管理能力を養うため貯金する」と回答した子どもがそれぞれ62%、68%と最も多いのに対し、「香港」と「日本」では「おやつやおもちゃ等を買うため」との回答が57%、54%と最多となった。

  • 現在の貯蓄状況(アジア)

    現在の貯蓄状況(アジア)

次に、現在の貯蓄状況を聞いたところ、「お小遣いを現金で貯金している」と回答した子どもは、「香港」73%、「シンガポール」72%、「台湾」63%、「イギリス」54%、「フランス」40%、「日本」55%、「スイス」58%、「スペイン」69%、「イタリア」56%と、アジアだけでなくヨーロッパも貯金をする傾向にあることが明らかに。

一方で「お小遣いを貯金していない」と回答した子どもは、「フランス」66%、「日本」62%、「スイス」52%、「香港」23%、「シンガポール」27%、「台湾」25%となっており、アジア諸国と比較した場合、日本の子どもはお小遣いを使い切ってしまう傾向があることが分かった。