楽天インサイトはこのほど、「クリスマスに関する調査」の結果を発表した。同調査は11月2日~4日、全国の20~69歳の男女1,000人を対象に、インターネットで実施した。

  • 今年のクリスマスは誰と過ごす予定ですか

今年のクリスマスを誰と過ごす予定かを聞いたところ、最も多い回答は「パートナー(配偶者・恋人など)」(64.3%)だった。昨年よりも4.6ポイント上昇している。また、「子ども・孫」(+1.1ポイント)や「親」(+0.8ポイント)という回答も昨年より微増している。

今年のクリスマスの予定を聞くと、「自宅でクリスマスランチやディナーを家族と食べる」(40.0%)が最も多かった。昨年最も多かった「特別な予定はない・いつもと変わらずに過ごす」(昨年41.2%、今年35.8%)よりも上回った。

理想のクリスマスの過ごし方について尋ねると、「レストランなどで外食」(21.5%)、「イルミネーションなどのイベント・ショーを見に行く」(22.1%)、「ホテルや旅館に宿泊する」(17.3%)においては、「予定している」と回答した人との差分がそれぞれ14.1ポイント(2019年:11.6ポイント)、16.3ポイント(2019年:10.7ポイント)、14.6ポイント(2019年:10.5ポイント)で、昨年よりも予定と理想の乖離が広がっていることがわかった。

  • クリスマスの予定と理想の過ごし方(今年・昨年)

今年、クリスマスプレゼントをあげる予定の相手について聞くと、昨年同様「子ども・孫」(29.7%)が最も多く、次いで「パートナー(配偶者・恋人など)」(29.0%)、「親(義理を含む)」(4.0%)となった。

  • クリスマスプレゼントを贈る予定の相手

それぞれに対するクリスマスプレゼントの1人あたり予算金額は、「子ども・孫」では「4,000円以上~5,000円未満」(21.9%)が最多価格帯となり、平均予算額(「わからない」を除く、以下同様)は6,741円(昨年比+327円)だった。

「パートナー(配偶者・恋人など)」では「1万円以上~2万円未満」(23.8%)が最も多く、平均予算額は1万3,255円(昨年比-851円)。「親(義理を含む)」は、「3000円以上~4,000円未満」「4,000円以上~5,000円未満」「5,000円以上~7,500円未満」(それぞれ17.5%)が同率で並び、平均予算額は7,184円(昨年比-3,582円)だった。

今年、パートナーからクリスマスプレゼントをもらう予定があると答えた人に、もらいたいプレゼントを聞くと、最も多い回答は「アクセサリー」(16.7%)だった。次いで「衣類」(10.0%)、「食事(レストランなどの外食)」(7.0%)となった。女性では「アクセサリー」が最も多かったのに対して、男性では「なんでもいい」と答えた人(30.6%)が最多回答となっている。

今年はクリスマスケーキを購入するかどうか尋ねると、35.4%が「購入する予定はない」と答えた。クリスマスケーキを購入する場所(方法)を性年代別にみると、女性20代では「洋菓子チェーン店」(26.9%)が最も多く、次いで「個人経営の洋菓子専門店」(24.4%)、「百貨店のオリジナルケーキ」(12.8%)、「手作り」(12.8%)となった。

若年層では、全体と比べ、「インターネット(オンライン)特化型洋菓子専門店のケーキ」を選択する人が多くなっている。

  • 今年のクリスマスケーキの購入場所

今年のクリスマスケーキ購入予定者に、予約して購入するかどうかを尋ねたところ、「予約して購入する」(55.9%)は半数を超えた。