お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明、バナナマンの設楽統と日村勇紀がこのほど、フジテレビ系バラエティ特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(12日21:00~23:10)の収録後に取材に応じた。

  • 石橋貴明=フジテレビ提供

『とんねるずのみなさんのおかげでした』で2004年にスタートしたこの企画は、その名の通り“細かすぎて伝わらないモノマネ”を芸人たちが次々に披露していくもの。今回は全国一大オーディションにより、おなじみのベテランから新人まで、総勢約60組が登場し、ゲストの中川大志、吉岡里帆も爆笑の連続だ。

石橋は「ここ数年思うんですけど、初出場組が非常に強いなと。そのフレッシュなパワーが前面に出て、また新たなスターが出るんじゃないかなという予感がしました」と手応えを語り、設楽も同調しながら「常連メンバーと新旧で切磋琢磨してる感じが面白かったです」と感想をコメント。

日村は「YouTubeとかSNSでものまねを上げてる人もいっぱいいて、ゲストの中川さんと吉岡さんもそのファンだということで、ものまね芸人の方はすごいうれしかったと思いますね」と、時代の変化も感じたようだ。

  • (左から)設楽統、吉岡里帆、石橋貴明、中川大志、日村勇紀=同

最近はYouTube『貴ちゃんねるず』でも活躍する石橋だが、大型スタジオセットを駆使したテレビのゴールデン特番収録の感想を聞くと、「今日久しぶりにフジテレビの方にお邪魔して、楽屋で津多屋ののり弁を食べたときに『あぁ、テレビだな』と思いました。YouTubeだと絶対出てこないので」と感慨深い様子。

設楽は「やっぱりこれだけのセットを組むってすごいですよね。今、他の番組でもなかなかないですもん」と感心し、「この前違う番組で『ヘビ高すぎて呼べません』って言われましたから。『みなさん』なんて、ヘビ山ほど出てきたじゃないですか」と、往年のバラエティのパワーを再確認した。

そして、番組の見どころを聞くと、石橋は「今年もすごいスターがたくさん生まれると思います。ぜひとも皆さんに見ていただいて、また2021年もフジテレビで『細かすぎて』をやりたいと思います。そうすると来年、ここでまたのり弁が食べられるので」と、最後まで“津多屋愛”を熱弁していた。

(C)フジテレビ