京福電気鉄道は、11月に着手した北野白梅町駅の駅前広場整備・駅舎新設工事を2021年3月に完了し、同月下旬から供用開始する見通しと発表した。

  • リニューアル後の北野白梅町駅イメージ

嵯峨嵐山の玄関口に位置する北野白梅町駅は、北野天満宮や金閣寺、嵐山を訪れる観光客と、京都市北西部の交通拠点のひとつとして訪れる沿線地域在住者の双方に多く利用されている。

新駅舎は鉄骨造平屋建てで、建築面積は43.68平方メートル。白梅をモチーフとして柱などにあしらい、夜は穏やかな光で演出するなど、景観に配慮し、地域のランドマークをめざすデザインとした。天井材には、京都産の地産材「みやこ杣木(そまぎ)」を全面に使用する。駅舎内には、駅係員が乗車案内や観光案内などを行うインフォメーションコーナー、待合ベンチ、沿線地域の案内等を行うデジタルサイネージを設置。観光パンフレット・マップ等の掲出・配架も行う。